パチンコ業界のジンクスを覆した稀代の人気タイトル「高突入×高ループ」のSTでファンを魅了!!
メーカー発のオリジナル機種はヒットしにくい?
パチンコとはタイアップが当り前となっていおり、メーカーオリジナルの機種を探すほうが難しい昨今だが、そのなかでもさらにヒットマシンとなると『海物語』など本当に数えるほどしかないだろう。
『海』とその系譜以外で思いつくのは往年の名機系。『フィーバークィーン』などがそれである。正直、ほかのパターンで「人気」「ヒット」と形容できる機種はなかなかない。
ただ、そんな業界のジンクスを覆した人気タイトルが存在する。『戦国乙女』である。はじめて市場に登場したのが2008年と比較的新しいものながら完全にパチンコのオリジナルコンテンツ。
萌え系の先駆者としても存在感を放ち、いまや押しも押されもせぬ平和の看板シリーズ機に君臨している。00年代のパチンコシーンにおいて異彩を放つ、オリジナルマシンの金字塔的機種なのである。
10周年の節目に登場した名作を振り返る
そんな『戦国乙女』のシリーズ10周年を記念した台が『CR戦国乙女5~10th Anniversary~』だ。大当り確率が1/319.6のミドルタイプで、2つのRUSHが織りなす連チャンと出玉のハーモニーはさながら重厚な交響曲のよう。
この機種は『CR』の冠を戴いていることからもう打つことができない機種であるが、そのライトミドルタイプとなる『P戦国乙女5 1/219~1/184ver.』は、まだまだホールで実戦可能。歴史的な一台の記念碑的なマシンを久しぶりに打ってみるのもいいだろう。
右打ち中は振り分け70%が16ラウンド2400発となる一撃性が武器のミドルタイプとは異なり、本機は破格の継続率がウリとなっている。設定1でも約85.4%、設定6なら90%のループで連チャンを楽しめるのである。
また、ヘソ抽選時は50%、電チューなら100%の確変突入率となるV-STのシステムを採用しているが、確変に漏れた場合でも100回転の時短が付与されるようになっており、設定6なら約42%で時短引き戻しを成し遂げられるのだ。
当然、電サポ中の大当りはST突入となるので、初当りが通常だとしても連チャンモード突入の期待感が高いゲーム性といえよう。
一方、演出面では新規パターンが追加されており、デジタルアクションでもミドルタイプから進化。「萌えカットインSU予告」は4分割された画面でステップアップのようにそれぞれのパーツにカットが追加されていく。4つすべてでカットが出現すれば激アツ。
「コスチュームチェンジ予告」もキャラに特化した演出で、ボタン連打でコスチュームが変化すればチャンスアップ。吹き出しの色やその内容によっても期待度が変化する。
このように、よりキャラを引き立たせる演出が加わり、ファンの満足度も高い内容となっている。また、設定付きパチンコのなかでも設定推測がしやすい工夫がなされているなど、トータルでバランスのよいマシンといえよう。