パチンコ「ST100%×50%で1408個」甘デジ屈指の破格スペック!
「思い出深いマシン」や「印象に残っている機種」を取り上げる本コラム。今回は、海賊物語をモチーフとした完全オリジナルパチンコ『CRシルバーダイヤモンド―銀の海賊旗― 89バージョン』(SANYO)について書いていきたい。
【スペック】
■大当り確率:約1/89.8 → 約1/89.7
■賞球数:4&1&9&11&3
■カウント&ラウンド:左大入賞口(6カウント、5ラウンド)、右大入賞口(8カウント、16ラウンド or 3ラウンド)
■大当り出玉(払い出し):1408個(16R)、270個(5R)、264個(3R)
■電チューサポート回数:90回 or 40回
■確変タイプ:ST90回
■ST突入率:100%
50%で 1408個 の破格スペック!!
スペックは時短突破型のSTタイプ。初当りの99%が3Ror5R+電サポ40回の「チャレンジタイム」となり、この電サポ中に大当りを射止めることができれば、ST90回の「シルバーダイヤモンドRUSH(以下、RUSH)」へ突入となる(初当りの1%でRUSH直行あり)。
連チャン率は約63%と決して高くないものの、RUSH中の大当り出玉は50%で16R(1408個)と、甘デジ屈指のまとまった出玉感を実現している。
GINの獲得が大当りのキーポイント!?
スペックのみならず演出面も非常に魅力的で、通常時もST中もプレイヤーを飽きさせない仕上りだった。
特に大当りを左右する「GINGINメーター(画面左下に表示されているお金のようなもの)」はあらゆる場面で獲得できるのだが、この「GIN」こそが本機の面白さを引き立てていた。
たとえば「ボタンを押してGINを獲得しろ」という演出では、「300GIN×3で900GIN獲得」といったようにベースと倍率でGINを獲得したり、またGINを投資して大量にGINを獲得…といったギャンブル的な演出や、疑似連発生で「HOLD(ホールド)」のセリフとともに画面上部から「右手ギミック」が出現してGIN獲得というパターンもあった。
そして、そのGINを使って「ガチソード」を錬成→見事成功で突入する「ガチガチタイム」では、ボタン連打で%を上げていき、最終的に表示された数字がそのまま大当り期待度となるのだ。期待度をどこまで上げられるのかとボタン連打でもかなりアツくなれた。
GINやガチ勝ちタイムなどで大当り期待度を可視化…賛否が分かれるゲーム性かもしれないが、個人的には思い出深いマシンのひとつである。