「パチンコ狂」だった父に送る業界の現状
「ギャンブル禁止」でパチスロ記者に!?
こうしてパチンコ・パチスロ記者をさせて頂いている身ではあるが、子供の頃から母には「ギャンブルにだけは手を出すな」と言い聞かされて育ってきた。
インターネットで世論を見ると「パチンコ叩き」も珍しくないが、我が家はその典型といえる。なぜそこまで家族がパチンコ業界を忌嫌うのか…その原因は、父に他ならない。
父は既に他界しているが、生前は「ギャンブル狂」という言葉が相応しい人間であった。パチンコの他にも競馬競輪あらゆる賭けに身を投じて来た人物だ。
想像に難くないかもしれないが、当然その軍資金は生活費を削って捻出しており、場合によっては借金というケースも往々に存在した。母からの伝聞なので成否は不明だが、一時期は2000万円もの負債が発覚したこともあったらしい。
息子の私にも実害はあった。お年玉が父のパチンコ玉へ変換されたこともあったし、高校の頃に始めてファミリーレストランでバイトして得た給料も「倍にして返すから貸してくれ」と言われてそのままである。
そんな父親なのだから、家族がギャンブル嫌いになるのも無理はない話だ。実は母も兄弟も私の職業を知らない。
私がこの業界にどっぷり浸かっているのも「父の血がそうさせているのかもしれない」などと考えたことがある。パチンコ・パチスロでプラス収支にすることで、どこか父の仇を討っているような気がしているのかもしれない。
どこよりもギャンブル依存症問題と向き合ってきた業界なのだ
そういうバックグラウンドがある自分から言わせて貰えば、パチンコ業界に関しては自浄に奮闘した素晴らしい努力を評価している。勿論、問題も多く、全てを手放しに称賛できるわけではないが、少なくとも父のような人間をストップさせるだけの準備に富んでいる状況だ。
未だに「パチンコで家庭崩壊する危険がある」というようなステレオタイプの批判も目にするが、そのレベルのギャンブル性は低レートコーナーやP機S機のスペックにより自己責任の域まで抑え込まれているのが現状だ。
当たる度に警告文が出る遊びなど他に存在するだろうか。どこよりもギャンブル依存症問題と向き合ってきた業界なので、その対応は10年や20年も前とは別の次元と言ってもいい。
その上で昨今ではホールや遊技人口の減少も顕著。この状況で叩かれたのでは溜まったものではない。パチンコ・パチスロ嫌悪の意見も理解できるが、批判するならば現状の把握と、過去との比較は必須要素ではないだろうか。
父の生前も現在のような状況であれば、少しはマシな家庭環境であっただろうと思わざるを得ない。
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