パチンコ「広告宣伝規制」がまもなく書き換え? 業界ジャーナリストが詳しく解説
パチンコ界に激震が走った「広告宣伝規制」
SNS上でホールの出玉状況やイベントを、第三者を装って告知する「晒し屋」などの脱法告知がはびこる現状は、広告宣伝規制の解釈が「重箱の隅をつつくように、いちいち細かい」の原因とされている。
現状のパチンコ広告宣伝規制は、2012年に警察庁が全国の警察に送った通達がベースだ。この通達の保存期間は「10年」。つまり、今年いっぱいで終了を迎えるわけで、その通達を書き換える動きがある。
これについて、業界ジャーナリストのPOKKA吉田氏は、YouTube「シークエンスチャンネル」内の動画「まもなく書き換え?広告宣伝規制に関する通達のお話~警察庁人事と2012年通達の保存期間終了~」)内で、全日本遊技事業協同組合連合会などのホール4団体は今年の頭にワーキングチームを結成し、警察庁と協議を続けていると説明。8月末日に警察庁は生活安全保安課長を小堀龍一郎氏から松下和彦氏に切り替えたが、POKKA氏は「通達が書き換わったら、小堀さんは異動されるのではないか」と予想していたそうだ。
「やっていいことと悪いことが、もっと明確に分かるように苦心している」
ただ、その予想は外れた一方で、パチンコの広告規制とは無縁だった方が異動してきたことにより、「この通達を見たら『警察庁はなんでこんなことをせざるを得なかったんだろう、なんでこんな頭がおかしなことをせざるを得なかったんだろう』と怪訝に思うはず」とコメント。
通達については「法律でもなければ政令でもない」ことから「通達の保存期間が終わっても上書きする必要はない」そうだが、それでも書き換えの方向に進んでいるのは「警察庁が書き換えたがっている」とし、「やっていいことと悪いことが、もっと明確に分かるように苦心している」と続けた。
これに対して、共演者の株式会社カラアゲ代表取締役の高橋義武氏は「地区によっての温度差はあるとしても、(解釈が)明確になって営業ができる」ことに期待。「10年も経てば宣伝の仕方も変わっている」とし、「もっとスピードを持って上書きができればいい」と願いを込めた。
肝心の書き換えタイミングは不明だそうだが、POKKA氏も「必ず新しい通達が出てくるから期待して待ちたい」と発言。グレーなものが白と黒にハッキリ分かれるのか。ファンとしても注視したいところだ。
(文=編集部.)
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