AT純増約7枚で「2200G上乗せ」の大事故も… 現行機最強のスマスロが破竹の快進撃！【ヒットメーカー「2022年の軌跡」】

　2022年の総販売台数は業界トップの23万7500台（※パチンコビレッジ調べ）を記録。さらに先日導入されたばかりのパチンコ最新タイトル『Pゴジラ対エヴァンゲリオン～G細胞覚醒～』は販売台数50000台（※同）とパチンコ分野で堂々の第一位に輝くなど、最大手メーカー・SANKYOは今年も有終の美を飾った。当記事では、そんな同社が歩んだ2022年の軌跡を振り返りたい。今回はパチスロ編となる。

導入から1か月弱経った今なお高い大人気！

　今年は、性能が異なる2種類のATを備えた『新世紀エヴァンゲリオン〜魂の共鳴〜』、同社の6.5号機第一弾『パチスロ アクエリオン ALL STARS』、そして次世代遊技機「スマートパチスロ（スマスロ）」第一弾として登場した『L革命機ヴァルヴレイヴ』と計3機種をリリースした。

　なかでも、全国各地で万枚突破報告が相次いでいるスマスロ『ヴァルヴレイヴ』は多くのスロッターから反響を呼んでおり、導入から1か月弱経った今なお高い人気を誇っている。

　本機は、純増約7.2枚のAT「（超）革命RUSH」が出玉増加の肝で、通常時は主に規定ゲーム数消化でCZ「共闘Vチャレンジ」を抽選。規定ゲーム数は毎ゲームの消化のほか、チャンス役や特殊状態への移行による一気短縮もある。

　10G継続のCZは参戦キャラによって対応小役が変化し、最終的に攻撃成功、あるいはV絵柄揃いでボーナス確定。ボーナスは「決戦BONUS」と「革命BONUS」の2種類で、ベルナビ8回＋αの決戦BONUSはバトル勝利で、50G＋α継続の革命BONUSは払い出し666枚到達でATへと繋がる。

ハラキリDRIVEで一撃2200Gという爆乗せも！

　メインATは10G～100G継続のループタイプで、消化中はチャンス役成立でゲーム数及びセット数上乗せに期待。ゲーム数消化後は3G継続の「ハラキリチャレンジ」へ移行→演出成功で革命RUSHへ復帰し、「ハラキリDRIVE」発生時は50G以上のゲーム数上乗せに期待できるほか、100G以上の上乗せ時は同上乗せが最大約77％でループする「追撃DRIVE」へ発展することもある。

　そして、ATのループを3回達成すると上位AT「超革命RUSH」へ昇格。突入後は、超革命RUSH→ハラキリチャレンジ…のループ率は約90％を誇り、ひとたび突入すれば一気大量出玉も十分だ。

　なお、SNS上にアップされたある動画では、ハラキリチャレンジ中のハラキリDRIVEで一撃2200G乗せという、とんでもない上乗せ画面が映し出されていた。枚数に換算すると、最低でも15000枚オーバー。おそらくこの台は、設定変更をしていない据え置き台であり、この上乗せで獲得したゲーム数＝獲得枚数は前日まで飲み込んでいた分も含んでいるのだろう。それにしても常軌を逸する爆乗せ性能といえる。

　かなりリスキーな機種ではあるものの、桁外れのAT性能に加え、出玉スピードも申し分なし。今後も現行機最強の爆裂マシンとして、ホールを大いに盛り上げてくれそうだ。