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老舗パチンコメーカーの「名作は16万台超」のビッグセールス【西陣、羽根モノの軌跡―その2】

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 1985年、「風俗営業取締法」が「風俗営業等の規則及び業務の訂正化等に関する法律(風適法)」に改正された。この風適法により、遊技機の型式試験業務を専門機関に委託できる制度を新設。財団法人保安電子通信技術協会(現・保安通信協会)が指定機関となった。

 遊技機の型式試験には規則上、種別区分が明記され、フィーバー機は「第1種」、羽根モノは「第2種」、権利モノは「第3種」。これら以外は普通機、一般電役と分類された。

西陣、羽根モノの軌跡―その2

 そんな中で、保通協に適合した第1号機は2023年3月1日に廃業を発表した西陣の羽根モノ『レッドライオン』。基本的に羽根に拾われた玉が下段に落ちればチャンス到来で、中央のVに入賞すれば大当りがスタートした。

 大当り中は役物内の機体が動き、玉を拾うたびに音と光で入賞個数を表示。その派手な効果音と光は多くのファンを魅了し、当時としては異例、なんと16万台以上も設置された。

 同じく1985年の8月には3ケタのセグを搭載した『ジャックポット』、1986年の2月には役物奥に陣取るロボットが愛らしい『ハレー彗星ロボQ』、キャッチャーの動きが継続のカギを握る『ベースボール』、3月にはレース気分を体感できる『F1グランプリ』、7月には正統派羽根モノ『ドッグファイト』、11月にはラウンド後半で応援団長の動きが変化する『応援団』などがデビュー。とりわけ『ハレー彗星ロボQ』は約9万台の大ヒットを記録した。

 1987年にも2月に中央のロボットが印象的な『アイアンキング』、3月に「2チャッカー」のチューリップを使用した『コスモクルーザー』、7月に西部劇をモチーフとした『ウェスタンファーム』、同社初の貯留型『グリーンベレーP-3』、1or2チャッカー入賞別で羽根の開放角度が異なる『ダンスマンP-2』などを輩出。これらのマシンも全国のホールで大活躍し、『アイアンキング』は約4万台、『コスモクルーザー』は6万台以上、『グリーンベレーP-3』は約4万台を売り上げた。

 もちろん、その後も同社は精力的に羽根モノをリリースした。それについては、またの機会に触れるとしよう。

パチmax! 編集部

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