甘デジながらシリーズ最高峰の加速感… 「まとまった出玉感と連チャン」が魅力の定番シリーズ最新作!!
パチンコに速さが求められる時代。そんな流れを予見したかのように連チャンモードの特性をスピードに定めたマシンがある。「加速装置」でおなじみの『009』シリーズだ。
最新作となる『P009 RE:CYBORG ACCELERATOR EDITION 99ver.』でも速さは健在。甘デジながらシリーズ最高峰の加速感を味わうことができるようになっている。ゲーム性はメイン機であるライトミドルタイプを継承しているので違和感なくプレイできるだろう。
まず1/99.9の確率で大当りを引き当てると、そのほとんどは70回転の時短モードへ移行する。「ミサイル撃破チャンスZONE」か「003チャンスZONE」のどちらかの演出を選択して引き戻しにチャレンジだ。
また、電ビットチャンスやカードバトルで大当りした際は2ラウンド通常大当りとなり、その場合は「チャンスタイム」と呼ばれるモードに移行する。中身は前述した時短モードと同じ時短70回転になっている。
時短70回転での引き戻し率は約51%と30後半から40中盤あたりのパーセンテージが多い印象のある突破モードのなかでは期待値が高い部類だろう。なお、ヘソ大当りでも0.5%だけRUSH直行のフラグが存在。これと時短残保留を加味したトータルのRUSH突入率は約53%になる。
注目の連チャンモードはST70回転で構成された「加速RUSH」だ。先読みや即当りを織り交ぜた高速変動のスピーディーな展開が特徴。最後の10回転は「DEFENCE ZONE」なる専用演出で繰り広げられ、敵を撃破すれば大当りとなる。
RUSHの継続率は約78%。いまどきの機種にしては連チャン性に物足りなさを感じるかもしれないが、右打ち中は25%が最大出玉となる10ラウンド約1000発を獲得できるボリューム感が装備されており、スピードとパワーを両立。
ST中の大当りはランクアップボーナスが基本となり、図柄が揃ったあとのCOMBO演出にてラウンド数が決定されるのだが、ラウンド中にCOMBO演出が発生し、上乗せされることもあるので、連チャン中の爽快感は格別だ。
ちなみにラウンドの振り分けは、3~10ラウンドまでそれぞれ1ラウンドずつ8パターンが存在し、もっとも多い割合なのは3ラウンドの50%で、次に多いのが10ラウンドになっている。
残りは4~9ラウンドの間で3~5%の細かな振り分けがなされている。このように、3ラウンドを突破すれば最大の10ラウンドへの期待度が大きくなり、どこまで積み上げられるか常にワクワクできるのである。
突入時は平均で2500発ほどの出玉を期待できる力強いRUSHを搭載した『P009 RE:CYBORG ACCELERATOR EDITION 99ver.』。連チャンと出玉の加速を存分に楽しめるぞ。