“新要件”15回継続&電チュー搭載羽根モノ第1弾! 京都では特別バージョンも!? 【西陣、羽根モノの軌跡―その5】
【西陣、羽根モノの軌跡―その5】
販売台数16万台を超える『レッドライオン』をはじめ、数々の羽根モノを創出した老舗パチンコメーカー西陣。1989年8月に発売した『魔界組』は、そのキャラクター役物の可愛さと継続率の高さで人気を集め、今なお名機と語るファンも多い。
翌1990年には、ドル箱の玉をぶちまける禁断の快感を役物によって味わえる『パチンコ大賞13』や、サメに運ばれた玉が右側にある回転盤のVに入れば大当りへと結び付く『おジョーズランド』などをリリース。
このほかにも、回転寿司をイメージした『すし五郎』、4人並ぶバニーがV入賞や継続のカギを握る『バニーギャルズ』、スケボー少年が80度、140度、240度、360度と自由自在に動き回る『スケボーキッズ13』、大当り中に貯留された玉が左右に飛び交う『ドッカン島13』、貯留された玉をレスラーが後ろに放り投げて足の間からVへと進む『Mr.フォール13』など、多くのマシンを製造した。
“新要件”15回継続&電チュー搭載羽根モノ第1弾
そんな同年は国家公安委員会規制の改正、いわゆる“新要件”が施行させた年でもある。これによって、パチンコの賞球数はオール「15」が可能に。デジパチはアタッカー開放が「15回」まで認められ、羽根モノは継続が「8回」から実質「15回」まで引き上げられた。また、羽根モノにも電チュー(電動チューリップ)を搭載できるようになった。
この新要件の電チューをいきなり搭載し、瞬く間にヒットした15回継続第1号羽根モノが、1991年1月に登場した『ニューモンロー』である。基本的なゲーム性としては、左肩入賞で電チューがオープン。ここに玉が入れば羽根が2回開放され、この時がV入賞へのチャンスタイミングとなる。
大当り時は多くの玉を貯留し、貯留解除と共にキャラクターが妖艶すぎる姿に。この演出はあまりにもインパクトが強すぎ、これが原因で京都では検定が通らず、止むを得ずキャラクターにシールを貼った「京都バージョン」も存在した。
多くの玉を貯留=継続率が非常に多いことから、ひとたび大当りを引ければ超高確率で15Rまで継続する。その出玉は約1,500個~約2,000個とデジパチ並みの大量出玉を得られる上に、演出も秀逸。本機は2023年3月に廃業を発表した同社の、大いなる遺産のひとつと言っても過言ではないだろう。
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