【新台パチンコ】じつは「激甘」優秀マシン!「激アツ引き戻しゾーン」と高性能RUSH搭載!!
クセ強スペック研究所 『ゲゲゲの鬼太郎 獅子奮迅』
パチンコにおけるスペックやゲーム性、新システムについて掘り下げていく「クセ強スペック研究所」。今回は藤商事の『ゲゲゲの鬼太郎 獅子奮迅』を取り上げてみたい。
パチンコ『ゲゲゲの鬼太郎』といえば、古くから藤商事の定番コンテンツとしてホールを賑わせてきたが、じつはシリーズP機で初登場となる。しかも、最後に『鬼太郎』がリリースされたのが2014年となるから実に10年近くぶりの復活なのだ。
そんな久しぶりの導入となるためか、P機とスマパチが同時にリリースされた。ただ、メインはP機のようでスマパチ版は非常に導入店舗が少ないレアなマシンとなっている。そこで今回は『Pゲゲゲの鬼太郎 獅子奮迅』を中心にスペックやゲーム性を探っていこう。
本機も藤商事らしく、さまざまな特徴的要素が搭載されているのだが、まず目を引くのがRUSH突入率の高さ。初当り時の70%でRUSHに突入するようになっている。しかも約30%が2700発(1350発×2回)出玉ということで、50%ベース、よくて60%のRUSH突入割合が多い近ごろの機種のなかでもRUSHの入りやすさはピカイチだ。
その分、2700発以外の大当りはすべて300発になるし、RUSH非突入時は電サポなど救済機能が一切与えられず、もう1回イチから1/319.6を当ててこいスタイルとなっている。
注目のRUSHは、時短10回転+保留1個で構成され、トータルの継続率は約81%と王道のループ率。また、右打ち中も約30%が2700発出玉、約半分が10ラウンド約1350発の振り分けと、出玉感と連チャン性が融合した強力な性能を装備したものである。
「激アツの引き戻しゾーン」も要注目
このRUSHのなかにも仕掛けが施されている。本機のRUSHが時短10回+保留1個で構成されていると前述したが、最後の保留1回転では同時にC時短の抽選も行われており、当選期待度が約35%と特にアツい引き戻しゾーンとなっているのである。
右打ち中の大当り確率が1/8.7、C時短の当選確率が1/4.2、合算確率は1/2.83と超破格な数値に大変身だ。この1/2.83を1回転で引き当てる確率が35.3%になる。ただ、C時短当選時は出玉の獲得はなく、RUSH回数が再セットされる形だ。
逆にみると、最終回転に比重をおいているために、RUSHのメインである10回転は思ったより継続率が高くない。その実質のループ率は約70%なので、トータルの約81%が頭にあると体感としては「連チャンしない」と感じてしまうかもしれない。
ただ、1000円あたりのボーダーラインが16、17回転と非常に甘い部類の入るスペックとなっており、本機の性能の高さがここからもうかがえる。それほど話題にならないが、地味に優れた能力を持つ隠れ優秀台といったところ。最近の藤商事にありがちなパターンのマシンである。
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