パチンコ広告宣伝規制に「新たな動き」… ついに「晒し屋終了」の可能性も!?
9月25日にパチンコホール関係4団体が「業界として禁止する広告宣伝について(第2報)」を通達した。このことで、ホールの広告に関し大きな影響が出ていることはご存知の通りだろう。
特にSNS等で活動する「晒し屋」と呼ばれる存在や、公約系イベント取材に関連するサイトには強い牽制となっている印象だ。
このような媒体を利用しホール選びに活用するユーザーは多い。通達の効力がスタートした10月以後に立ち回りにくくなったという声もある。
パチンコ広告宣伝規制に「新たな動き」
この実質的な広告宣伝規制に関して新たな動きがあった。12月12日、前述したホール関係4団体から「広告宣伝で是正勧告を行った事例(第2集)」が発出されたのだ。
事例集には本年7月~11月の間に是正勧告を受けた計23件の広告事例が紹介されており、詳しい内容は業界サイト「PiDEA X」で確認することができる。
前回の通達では3点の禁止事項が記載されていたが、今回はより具体的に是正勧告となった事例を提示したという格好だ。
このことに業界の重鎮である大崎一万発氏とヒロシ・ヤング氏がいち早く反応。YouTubeチャンネル「ヤングちゃん、寝る?」にて12月13日に緊急速報として配信された。
動画では両名が事例集を解説。以前よりガイドラインが提示されていたものの、どこまでがOKでどこからアウトとなるのか明示するために発出されたものと見ているようだ。
ヤング氏は「ライバル店同士でチクリ合いをしている」「所轄に電話をかけて『あんなの良いんですか!?』って」と発言。大崎一万発も「結構電話がかかってくるらしい」という内情を吐露した。
様々な例を紹介しているが、特に気になった内容は「晒し屋系」の事例だという。「全体的に晒し屋系をなんとかしようとしている」と見解を述べた。
「ホールもピリッとしたのではないか」と…
迅速な反応を見せるホールも存在したようだ。今回の動画収録の直前に実戦を行ったが、公約取材のポスターが一般的なものへと変更されていたという。
ヤング氏は「ホールはお客さんに来てほしいから煽るのは本能」と説明しつつ、詳細な事例を提示していくことで「これが何回も出てきたら空気感が定まっていく」と予想した。
大崎一万発氏も「ざっくりしていることを判例のように逐次対応していこうとしている」と発言。「より具体的だからホールもピリッとしたのではないか」と締めくくった。
ホールの広告は、ユーザーの立ち回りにも影響してくるだけに見逃せない話題である。今後の動向に要注目だ。
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