【甘デジ実戦】「極浅遊タイム×優秀RUSH」で数珠繫ぎの連チャンを生み出す！ 一撃性も兼ね備えた100凸突破STで万撃なるか!?

　5回の初当りでトータル1万発の出玉獲得を狙う「甘デジ万撃チャレンジ」。今回の挑戦機種は『Pルパン三世 消されたルパン2022 99ver.』だ。パチンコ『ルパン三世』シリーズにおける名作『消されたルパン』のリメイク版、の甘デジタイプ。

スペック

■大当り確率：1/99.9→1/50.4
■ST突入率：100%
■ST回数：23回
■トータルGOLDEN TIME 100突入率：約40%
■トータルGOLDEN TIME 100継続率：約77%
■電サポ回数：23回 or 100回 or 252回 or 379回
■賞球数：1&5&6&10
■ラウンド/カウント：5R or 10R/10C
■遊タイム：低確率230回転消化（時短379回）
■大当り振り分け：
〇特図1
・10R（ST23回＋時短229回＋遊タイム）：1%
・5R（ST23回）：99％

〇特図2
・10R（ST23回＋時短229回＋遊タイム）：9%
・10R（ST23回＋時短77回）：41%
・5R（ST23回＋時短229回＋遊タイム）：7%
5R（ST23回＋時短77回）：43%

　100凸突破STのゲーム性だが、時短と遊タイムのコンビネーションによって発生する連鎖性で、数珠繫ぎの連チャンを生み出す独自のシステムがアツいマシンとなっている。RUSH時にロング時短を引き当てれば遊タイムと繋がり“ほぼ次回大当り（連チャン率約99.5％）”、普通のRUSHでも消化後わずか150回転ほどで遊タイムに到達する。

　このようなある種の「遊びやすさ」に注目が集まるが、右打ち中の半分が約1000発出玉であったり、大当りの16％で件のロング時短と遊タイムのコンボ「SONIC TURBO」を獲得できるなど、RUSHの性能もやれそう度が高いのである。

「RUSHに入れさえすれば」に加えて、「ハマっても連の波」を期待できるので万撃達成のポテンシャルは充分ではないかと踏んだのだ。ただ、単独STモードによるRUSHの突破率は36.9％とけっして甘くない。事実、初当り2回分のチャレンジモードはあっさりスルーした。

　ST回数が23回と少ないのに、苦手意識のある瞬速変動のモード演出なので本当に当る気がしない。高速変動の演出って少なくとも80％はあろうかという高いループ性が担保されているから成立するのであって、高くても五分五分（突破率50％）のチャレンジモードに使用するものじゃないのではといつも思う。

　とはいえ、割合どおりに3回目の初当りでRUSHを獲得することができた。ここから出玉を伸ばせるか。上位RUSHの継続率は約77％なので、1000発出玉への偏りや「SONIC TURBO」引き当てが重要なポイントとなる。のだが、どちらも叶わず、3連のうち1000発1回というショボい内容で終えてしまった。

RUSH突入はやはりハードルが高い…

　ここで気づいた。これ無理だな、と。残り2回の初当りでRUSHに入れられる気がしない。あとは遊タイムだが、じつは2回目の初当りは180回転近くハマってくれたのだが、浅い（通常時230回）とはいえ、けっこういきそうでいかないのが遊タイム。しかもチャレンジモードはSTなので遊タイム発動に寄与してくれないのである。

　しかし、いかなそうでいっちゃうのも遊タイム。4回目の初当りは230回転消化で遊タイム（SONIC TURBO）に突入し、トータル414回転で大当りを引き当てた。これは実質ラストチャンスとばかりに気合を入れて挑み、RUSH中の当りが全部1000発弾となったものの、またまた3連止まりと連チャンが伸びず。

　ならば夢を再びとばかりに連続遊タイムを期待するも、まさかのRUSH終了後7回転で不二子ゾーンから最後の初当りをゲットし、案の定、23回の「GOLDEN TIME」は見せ場なく走り抜けてしまった。消されたのは勝敗と私の鑑識眼である。