【羽根モノ】別メーカーなのに見た目もゲーム性も酷似!? おめでたい非公認タイアップパチンコ!
16年ぶりの復活となり導入開始されたばかりの『Pポチっと一発!おだてブタ2』、2月には『ニュートキオGREENV1』も控えているアムテックス。新年から羽根モノの連発とはレトロ台好きのオジサンには嬉しい限りです。
そこで今回は、お正月にちなんだ羽根モノネタをご紹介。すでに成人式も終わり、いつまで正月気分なんだ!と突っ込まれそうですが、来年まで待てないので是非お付き合い下さい。
少し前に、別々のメーカーからリリースされた同名の機種である三共『汽車ぽっぽⅡ』と平和『汽車ポッポDX』という羽根モノについて触れましたが、今回も三共と西陣からそっくりの羽根モノが存在したという点では共通であり、しかも実におめでたい台だったんです。
【羽根モノ昔話】同時期に異なるメーカーながら「全く同じ名前」のマシンが存在した!?
何故この台がオメデタイかというと…
それが三共『名人会』(1991年)と西陣『オメデタブラザーズ』(1993年)。機種名こそ違いますが、これが見た目やゲーム性はそっくりだったんです。
V入賞すると中にいる芸人風の役物がカサをクルクルと回転させているのですが、そのカサの上に玉が乗っかりこれまたクルクルと回転しながらも玉を保留し、入賞カウントが進むと回っている玉を一気に解き放ち高確率でVへ入賞します。
そうすることでラウンド継続していくのですが、その玉を解き放つ様が本当に圧巻でしてね。実に爽快なんですよ。
それで何故この台がオメデタイかというと、ひと昔前のお正月特番などで、海老一染之助・染太郎という実の兄弟コンビ芸人が「おめでとうございま~す」といいながらジャグリングのような芸を披露するのが定番でしてね。
なかでも和傘の上でボールや物を回すのが得意芸であり大人気。お二方ともすでに亡くなっておられますが、生前の現役時代にはお正月のテレビ番組でよく見かけたものでした。
とはいえ、当時はまだタイアップという概念すらない時代。もう誰がどう見ても「お染めブラザーズ」(当時の愛称)をモチーフにしているのは明らかなんですが、お二方がこの台のことを存じていたとしたらどんなお気持ちだったんでしょうね。
大らかな時代だっただけにきっと「おめでとうございま~す」といいながら笑って許してくれたんじゃないでしょうか。それにしてもこの両機種、偶然とは思えないくらいよく似た台なんですよ。
それぞれが「お染めブラザーズ」の特徴をしっかりと再現したコミカルな台なのはもちろんですが、基本的なゲーム性までそっくり。どちらにせよ本当に良く出来た台だと思います。
同時収録した貴重な動画も!
この時代の“非公認タイアップ台”には少しいかがわしいというか怪しいというか、どこかパチモンのような雰囲気が漂っておりますが、それもコミコミで楽しいし、この時代独特のパチンコらしさがありますよね。
そんなオメデタイ羽根モノ2機種ですが、それを同時に収録した貴重な動画がありますので是非ご覧下さい。
動画を編集されたのは「nobnob731」さんという方なのですが、レトロ台界隈では非常に有名な方でして、「nobのおもちゃ箱~ 懐かしの名機たち~」というブログも書いておられます。
また別の機会にご紹介させて頂きたいと思いますが、まずは動画でおめでたい気分を味わってください。新年から暗いニュースが続きますが、パチンコ・パチスロを通じて少しでも明るい話題がお届けできればと思います。