【強甘デジ系パチンコ】2連チャンで「必ず上位RUSH」突入!? 圧倒的な出玉性能…その「仕組み」を探る
圧倒的な出玉性能…その「仕組み」とは?
圧倒的な爆発力と特定のファンを惹きつける演出で、最近ジワってきている印象があるDaiichiの『P真・一騎当千~桃園の誓い~129ver.』。最近の強甘デジ系パチンコのなかでも注目の1台と言えるのではないだろうか。
強力な出玉性能を実現している本機のRUSHは、「ノーマルRUSHモードで2回当てると上位モードに昇格する」というこれまでにはない突破型のゲーム性(CD(カウントダウン)システム)が採用されている。
従来の形としてポピュラーなのは、「ノーマルRUSHの大当りの一部で上位に突入」である。しかし、この場合は当り回数に条件はない。1回でツモることもあれば、5回も6回も当っても「一部」を引けないこともある。つまり、振り分けで大当り回数を限定することは不可能だ。
単純な1回の当りでアップするならわかる。1回目と2回目でR継続率が変化する実質突破型のRUSHは存在した。だが、大当りが2回となるとどうやって成立させているのか。
“ある特性”を利用していると考えられる
いろいろと調べて得られた情報から、わかりやすく噛み砕いて仕組みを予想したのが以下になる。
本機は普通図柄抽選によって大当りが発生するシステムで、大当りを経由して移行する状態(モード)が3つある。上位RUSH「ハーレムタイム(時短185回)」、ノーマルRUSH「闘士恋撃(76回)」、そして「チャンスタイム(時短30回)」だ。
また、普図抽選では大当りの際に有利状態と不利状態の2つのパターンを用意できる。特図抽選では右打ち中なら必ず電チューの入賞を持って抽選されるので基本的に有利状態(電サポ)になるが、普図抽選は普通図柄当選→電チュー開放と2段階の手順を踏むので、前者のタイミングで電サポ終了と状態を変更させることも可能なのだ。
この特性を利用して、同じノーマルRUSH(特図2)でも、有利(電サポあり)状態での大当りなら時短185回を付与、不利(電サポなし)状態なら時短76回と変化がつけられる。
これをふまえ、初当りでのノーマルRUSH獲得の場合は時短76回が付与されることになる。また、RUSH1回目の大当りは「闘士恋撃」獲得の場合、非有利状態となる条件が与えられているので、時短76回転のノーマルRUSHが振り分けられる。
ただ、特図2中の大当りの場合は次回大当りで有利状態に移行する条件が与えられているため、RUSHの2回目の大当りでは185回転の時短=ハーレムタイム昇格となるのである。
こうして2回目以降は有利状態が維持され、付与される時短はすべて185回の上位RUSHに突入するのだ。
一方、初当り時に「チャンスタイム」の振り分けを引いた場合は次回大当りで電サポが終了しない条件となる。こっちなら一発で上位RUSH昇格となるのはこのためだ。とはいえ普図抽選確率がRUSH時よりだいぶ低くなっているのでチャンスタイムを引いたほうが得とはならない。
もちろん、まだまだ補足すべき細かい部分での理屈やメカニズムはあるが、ざっくり言うと「カウントダウンシステム」は上記のような仕組みで展開されているのではないだろうか。
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