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【SANKYO】ファン衝撃の「スマートハンドル」など進化し続けるパチンコ機の「台枠」… その歴史を辿る特集を公開

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SANKYO HPより

 ゲーム性と共に進化し続ける台枠。各ブランドには特色があり、多くのギミックが施されているものも少なくない。

 パチンコ業界を牽引し続けるトップメーカーのSANKYOはこのほど、そんな同社の台枠特集を公式HPで更新。昭和から続くパチンコの歴史をつぶさに辿ることができるとして、ファンから反響を集めている。

~1980年代

 まず、パチンコが生まれた頃の台枠は、木製のシンプルなもの。『茜』(1977年)などの「手打ち台枠」と、『ブレンド』(1977年)や『フィーバー』(1980年)といった「電動ハンドル初期枠」の2種類があり、当時は現在と異なるデザインのSANKYOロゴと共に、台枠の名前も記載されていた。

1990年代

 1990年代に入ると、『フィーバーマキシム』(1992年)に代表される「ステラ枠」、『フィーバーネプチューン』(1994年)をはじめとする「NASUKA枠」、『フィーバーギンガ』(1995年)などの「FF枠」が登場。なかでも「NASUKA枠」と「FF枠」は既存のデザインから大きく変貌を遂げ、色彩の基調のみならず、四角形だった窓枠を円形にするなど、スタイリッシュな見た目も印象的だ。

 ちなみにFF枠は、これまでシンプルだった遊技機にデザインという概念を取り込んだことが評価され、業界初のグッドデザイン賞を受賞した。

2000年代

 1990年代に進化したデザインに続き、2000年代では機能面が著しく向上。お馴染み「レバブル機能」搭載の「V-コントローラー」は、2009年にデビューした『フィーバー超時空要塞マクロス』の「V-TRIGGER枠」が初採用で、当時は玉を打ち出すハンドル以外に、演出に合わせて操作するチャンスボタンやレバーが装備されたのは画期的なことだった。

『フィーバーラッキベル』(2002年)などの「VICTORY枠」、先述した「V-TRIGGER枠」、『フィーバータイガーマスク2』(2013年)から始まった「EVOL枠」と、デザインや機能面で飛躍的に進化した2000年代に続き、2010年台後半から現在もスケールアップ中。『フィーバー機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(2019年)から採用された「NEO STELLA枠」は近年を代表する台枠のひとつで、上皿容量を拡大したほか、ハンドル形状も一新し、打ち手がより快適に遊べるように改良された。

2023年には「フリーダム枠」が誕生

 2023年には『Pフィーバー機動戦士ガンダム SEED』が身に纏った「フリーダム枠」が誕生。洗練されたデザインに加えて、ハンドルは右下という固定観念を覆す「スマートハンドル」を設置し、ファンに衝撃を与えた。

 なお、この「フリーダム枠」は2024年4月22日導入予定の『Pフィーバーマクロスフロンティア5』にも採用されているという。今後も、同社のパチンコ機を担う台枠となりそうだ。

パチmax! 編集部

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