低投資で「遊べてプラスを狙える」パチンコ機とは? 大手チェーン店が開発した「アレ」を比較してみた‼

パチンコ台イメージ画像

「プライベートブランド機」を比較してみた‼

 今回は前回に続いて、全国最大のパチンコチェーン店「ダイナム」グループで導入されているプライベートブランド機(PB機)を打ち比べてみました。

 前回は『PA満開昔ばなし』(製造:豊丸産業)での実戦をまとめましたが、同機を含めて他のPB機も打ち比べてみて、結局どのPB機が遊びやすいのかを比較してみました。

 実際に打ったPB機は…『PA満開昔ばなし 天まで届け100ver. GO』(製造:豊丸産業)、『PA満開爛漫GO』(同)、『PAコマコマ倶楽部with坂本冬美 ごらくバージョン』(同)、『PA乗物娘GO』(ニューギン)です。

 あらためて確認しておきますが、同グループPB機の考え方は、普段皆さんが利用しているスーパーのPB商品と同じです。同じ商品でも自社開発により、品質は落とさずに価格を安く提供することです。

 つまり、メーカー主導で遊技機を開発するのではなく、ユーザーのことを考えてパチンコ店主導で企画開発をして、メーカーと協力して製造し、遊技機販売価格も抑えてチェーン店に設置するというものです。

 中々ユーザー側のメリットが掴み切れないかもしれませんが、以下のようなことが考えられます。端的に申し上げると、同グループしか打てない遊技機が打て、しかもスペック面では他の機種よりも遊びやすく設計されている、ということです。

 故に財布事情が厳しい筆者は、基本1円パチンコを打っていても負ける時はありますが、いかにして投資額を少なくするのかを考えると、まずは大当りをさせないと意味が無いわけです。

 そのためには、大当り確率の高い機種を必然的に打つことになるのです。言い換えれば、いかに効率よく遊べてプラスになるのか、なのです。他の機種よりも大当り確率が高いのが、このPB機であるということなのです。

 では、今回挙げたそれぞれのPB機の特徴をまとめ、筆者による独断と偏見でまとめてみました。

『PA満開昔ばなし 天まで届け100ver. GO』

『PA満開昔ばなし 天まで届け100ver. GO』実戦画像(撮影:四本コーヒー店.)

 まずは、直近で記事化しました『満開昔ばなし』です。前回も紹介しましたので、ザックリまとめました。大当り確率は6段階設定で平均して約60分の1で、70回ST中の確率は倍に跳ね上がります。

 大当りは右打ちで最大9ラウンド比率は約10パーセントで、大半は3ラウンドです。その継続率は約80パーセント近くですので、一撃の大量獲得も可能です。通常時のゲーム性ですが、100回ハマって遊タイムに入るルートがメインです。

 しかし簡単にハマらずに、3ラウンドノーマル大当りが行く手を阻むのです。このノーマル大当り続きに耐えられないといけません。

『PA満開爛漫GO』

 次に「ロングST」タイプの2機種についてです。

 1つ目は『PA満開爛漫』です。以前も紹介しましたが、ダイナムグループオリジナルPB機です。6段階大当り確率ですが、平均して約70分の1です。全ての大当り終了後に50回STに突入しますが、その確率は通常時とあまり変わりません。通常時と違って、右打ち電チュー大当り比率は3ラウンドと10ラウンドでちょうど半分です。

『PA満開爛漫GO』実戦画像(撮影:四本コーヒー店.)

 まとめますと、連続大当りで10ラウンド比率50パーセントが偏れば一撃大量獲得も可能です。でも50回STの大当り確率にあまり変化が無いので、己のヒキが重要なのです。

『PA乗物娘GO』

 もう1機種は『PA乗物娘GO』(ニューギン)です。同機は同社を含めてマルハン、キコーナ、ニラクなど大手チェーン店の共同導入によるPB機です。もちろん同機には一般機もあります。

 一般機STが50回、PB機STが40回です。ただし、チャンスタイム中の大当り確率はST機とはいえほぼ変わっていません。また遊タイムは一般機で低確率200回、PB機は160回で突入します。


『PA乗物娘GO』実戦画像(撮影:四本コーヒー店.)

 同機は、電チュー大当りでの10ラウンド比率は約50パーセント近くまであります。つまりは、連チャンは少ないけれども10ラウンドに偏る場合に期待が持てますので、確率の高い通常時の大当りを重ねることでST中大当りの10ラウンド連続に期待するしかありません。

『PAコマコマ倶楽部 with 坂本冬美 ごらくver.』

 そして、最もゲーム性が安定していると感じるのが『PAコマコマ倶楽部 with 坂本冬美 ごらくver.』です。甘海コーナーの『PA大海物語スペシャル4 with アグネス・ラム』(三洋物産)をリスペクトしたスペックです。

『コマコマ』のスペックは、大当り確率99分の1で、全ての大当り終了後に10回STと時短(15回、40回、90回)が付きます。そして遊タイム突入が一般機の同機よりも、PB機が100回早く遊タイムに近づけます(低確率時150回にて)。遊タイム回数は一般機も同様の379回です。

『PAコマコマ倶楽部with坂本冬美 ごらくバージョン』実戦画像(撮影:四本コーヒー店.)

『コマコマ』に関して、大当り後の出玉やチャンスタイムにメリハリがあり、10ラウンド比率も約20パーセントです。仮にチャンスタイム100回を抜けても、遊タイムまで約60回で到達します。前記したロングSTタイプよりは、色々な面で安定していると感じます。

最も「遊びやすい」と感じるマシンは?

 さて、皆さんはどのPB機が遊びやすいと考えますか? 筆者は個人的には『コマコマ倶楽部』ではないかと思いました。紹介したPB機で通常時の大当り確率は低く、かつ1回の出玉や遊タイム突入にメリハリはあります。しかし25回チャンスタイムから遊タイムを追っていったとしても、他のPB機よりも一般同機よりも比較的追いやすいのではないでしょうか?

 その他3つのPB機は、特に電チューでの大当りで大量獲得が可能です。しかしトータルでみると、遊タイムまでの道のりは比較的長く感じるのではないでしょうか。本当に勝負したい皆さんや、それを得るために道のりを気にしない方々ならば打つことでしょう。

 とはいえ、結局はどの機種を打っても重要なのは、皆さん自身の選び方やヒキだと思います。皆さん自身が、それぞれ機種やお店選びを分析し、それがプラスに繋がれば良いのです。

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四本コーヒー店

パチンコ好きが高じて異業種から転職し、長年パチンコ店の一般正社員としてホール現場を見てきた。単にパチンコを打つだけでなく、新規グランドオープンなどの市場調査やレトロ台探訪、のめり込み防止のための依存症考察など様々な遊技関連を日夜追っかけている変態パチンカー。そのため、大御所ライターや遊技機メーカーや周辺機器の幹部、他ホール法人の幹部などとの交流がある。ちなみに「四本」の読み仮名は(よんほん)ではなく(よつもと)である。

Twitter:@4444coffee

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