イベント予算は過去最大!? パチンコ店長「ひげ紳士」の大人気フェスティバル第4弾&パチンコ実戦リポート

• 目次
• 実質4回目となるフードフェス
• 本命ではない『Pストレートセブン』で実戦スタート
• 本命機を閉店間近まで実戦！
• 「みんなのマイホ・幸チャレ」を掲げる同店の信念はブレない

　2024年ゴールデンウイーク前半に開催された、いわゆる「ファストフード祭り」についてリポートします。

　今回の商品は「牛丼」になったわけですが、なぜパチンコ・パチスロ関連で牛丼祭りを紹介するのか。 それは“幸手”という文字からご理解いただけるでしょう！

実質4回目となるフードフェス

　もうお分かりだと思いますが、このイベントは埼玉県幸手市のパチンコ店「チャレンジャー幸手店（幸チャレ）」、レトロ台ゲームセンター「ゲームセンタータンポポ（タンポポ）」や「神田センター（センター）」の店長兼オーナーでもある「ひげ紳士」さんが仕掛けたものです。コロナ禍が明けて昨年年末に開催された「幸手カレー祭り」が大反響で、その後も豚汁やもつ煮の祭りを行ないました。今回で実質4回目ですが、祝日を挟んだ3日間の連休中に何らかの祭り開催される傾向です。

　今回2024年4月28日の開催については、数ヶ月前からひげ紳士さんのX（旧ツイッター）でも発表されており、過去に開催された祭りの中で最も予算を組んだと伝えていました。カレー、豚汁、もつ煮を含めてひげさん自ら参加して作り込むわけで、現役のパチンコ店の店長がそのようなアクションをすることは珍しいはずです。ひげさんだからこそ、こういった企画ができるのでしょう。

　筆者もカレーともつ煮に参加しましたので、今回の牛丼も参加しようと前日に幸チャレを下見したほどです。理由は、やはりゴールデンウイークで当日に自宅出発ですと渋滞する可能性があるためです。よって下見後、近くの道の駅で車中泊をしました。

　車中泊でよく寝られたとはいえ、結局早朝5時過ぎには幸チャレに到着してしまいました。もちろん「タンポポ」や「センター」と同じく、先頭で待っていました。くれぐれも申し上げますが、土日祭日の幸チャレの開店入場は抽選です。にもかかわらず、それをわかっていての先頭待機を数時間も行なっていました。8時に過ぎに来たひげ紳士さんや、後から来たフォロワーさんにも「早すぎですよ！」と言われてしまいました（笑）。

　ようやく参加される皆さんも開店15分前に35名ほどが集まり、入場順抽選が始まりました。幸チャレの抽選方法は、割りばしに番号が書かれているアナログ式です。朝5時から待機していた筆者の抽選番号は後方の27番…苦笑いのまま10時開店で入場しました。

本命ではない『Pストレートセブン』で実戦スタート

　まず向かった先は、最近幸チャレでよく打つ『PストレートセブンDX-H』（ジェイビー）。でも実は同機が当日の本命ではなかったのです。本命の『PAドラム海物語 IN JAPAN』（サンスリー）は別の方に取られてしまったのですが、夕方に空台となったので移動しています。稼動については後ほどまとめます。

　さて肝心の「牛丼祭り」ですが、ちょうど昼12時からスタートしました。ひげ紳士さんは、ホール業務を他の従業員さんに完全に任せていて、牛丼の肉を仕込む役割に集中。これまでのカレーやもつ煮などとほぼ同じです。筆者は牛丼の整理券番号の１番目をもらっていました。開店入場抽選とは違い、牛丼整理券は待機順番で配布されていましたので、それはそれでラッキーでした。

　牛丼は、1人1千円で食べ放題です。ひげさんが手際よく、牛丼の具をよそってくれました。普段幸チャレなどに来られず、ひげさんにお会いできない方々にとっては、こういった場面でひげさんとお話しできていたようです。そんな風景も垣間見ることができました。

　ちなみに、牛丼の味はというと、今までのカレーやもつ煮と同じく普通に美味しかったですね。この後、時間を空けておかわりしました。どれくらいの整理券が出たのかを詳しく調べていませんでしたが、夕方前には全て終了できたようです。

　では肝心のパチンコはどうなったのでしょうか？

　開店から午後4時辺りまで稼動した『Pストレートセブン』ですが、大当り確率が設定1でも約99分の1と当りやすいとはいえ、いわゆる突破型です。初当りの大半は大当り終了後の10回転or20回転の電サポタイムで、ここで大当りを引き戻すと77回転チャンスタイムに入ります。初当りから10ラウンド大当りならば電サポ77回転が付与されますが、10ラウンド比率は３パーセント（比率はヘソ・電チュー共通）と狭き門なのです。

　同機の連チャンは20連以上もあり得ますが、ゲーム性としては5回リミットが付いた確変ループタイプなので、如何に77回転で引き戻せるのかが重要です。結果的に今回は大当りのほとんどが単発ばかりで、最高連チャンは15回まで達成できました。

本命機を閉店間近まで実戦！

　そうしたなか、ようやく本命の『ドラム海JAPAN』が空台に。正直、こっちの方が打っていて安心します。理由は「遊タイム」があるからです。シリーズ機『PA大海物語４スペシャル With アグネス・ラム』（三洋物産）に近いスペックですので、『ストレートセブン』と比べると時間効率も良いのです。ゲーム性は、全大当り終了後に10回転STと30回転時短がほとんどです。10ラウンド比率は約８パーセントですので、1日打っていると意外と引きます。

　やはり移動して正解で、連チャン回数は少ないものの、大当り頻度は安定感抜群。もちろん10ラウンドも引きましたが、同機はc時短「花火タイム」があるので、たとえ遊タイム狙いであってもそれを引くことで少しでも負担を軽くすることができました。同機のc時短はライトミドル機の大当り確率ぐらいで当るので、遊タイムまでで平均1～２回当選する体感でしたね。『ドラム海』で閉店近くまで、何とか傷口をかなり浅く埋めることができて遊べました。

「みんなのマイホ・幸チャレ」を掲げる同店の信念はブレない

　同店は、言葉が悪いかもしれませんが、メジャーな機種はあまりないかもしれません。本当にひげさんこだわりのマニアックな機種ばかりです。それが、設置期限ギリギリまで支持されているのは、やはりひげさんの人柄と比例して支持されているのでしょう。

　以前のカレー祭りでもありましたが、今回の牛丼祭りもひげさんから同店を知ってもらうための手段として開かれたものと解釈しています。開催された祭りの傾向から、3日間の祝日などが絡んでいる場合に開催される様子です。今後も同じようなファストフードを中心にした祭り企画は開催される見込みです。

　単にカレーや牛丼などを提供するだけでなく、そこに集う幸チャレファンやフォロワーさんたちとの交流の場として、「みんなのマイホ・幸チャレ」を掲げる同店の信念はブレないことでしょう。