キーワードは復活！ 高評価続出パチンコ『牙狼11』RUSH性能以外の「優位性」とは!?

新台JUDGMENT『P牙狼11～冴島大河～XX』

• 目次
• 破壊力に加えRUSHは演出面も大注目
• RUSH性能以外にある本機の優位性は2つ

　ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。今回のピックアップマシンは、長年パチンコを支えてきた超人気コンテンツの最新作。連チャンモードの伝統回帰で再び栄光を掴めるかサンセイ R＆Dの『P牙狼11～冴島大河～XX』（以下牙狼11）だ。

　やはり牙狼の右打ちはこうでなくては。本家シリーズ第11弾にして王道と呼ぶべき「V確ロングST」仕様のRUSHが復活を果たしたのである。

　その「四聖獣RUSH」は、ST150回転＋保留4個で展開。確変中確率が1/98.9なので、残保留含むRUSH継続率は78.2％だ。RUSH中の大当りはすべて10ラウンド約1500発。「25連した」「一撃約38000」など『牙狼』らしいパワフルな出玉性能を示している。

　ちなみに、右打ち中の大当りの一部では時短9850回転が付与される連チャン濃厚フラグ（真・魔戒RUSH）も存在。これも含めたトータルのRUSH継続率は約81％になる。

■破壊力に加えRUSHは演出面も大注目

　この破壊力はもちろんのこと、本機のRUSHは演出面も大注目。回転数によって演出特性が変化する3つのブロックに分かれており、ロングSTならでは雰囲気を楽しめるのだが、さらにプレイヤーが選択できる演出モードやカスタムによって細かく調整できるようになっている。

　まず、最初の40回転で展開する即当りメインの「GARO ZONE」では、GARO図柄による演出が発生する「モダンモード」と牙狼剣演出がメインとなる「クラシックモード」の2種類が存在。

　また、RUSH全体の演出バランスのカスタマイズ機能として、先読み系と告知系の演出を細かく設定することが可能となっている。

　先読み系では、SPリーチを先読みで告知する「先読みSP」、大当りを先読みで知らせる「先読み熱」、告知系なら王道の「パトランプ」、連チャンをS-ストームで告知する「金色ノ風」、さまざまな濃厚演出が発生する「サプライズ」といった項目がある。

　さらに、それぞれの告知を30％、50％、90％と発生割合まで設定できるようになっている。選択肢がありすぎてどうすればよいかわからないというファンには「おすすめカスタマイズ」を用意。

　先読み・告知ともにスタンダードな「ノーマルMODE」を基準に、先読みSP50％・告知スタンダードの「シンプルMODE」、先読み熱30％・告知サプライズ90％の「一発告知MODE」の3パターンだ。

■RUSH性能以外にある本機の優位性は2つ

　もちろん、覇権復活を望むならいまの時代、これだけでは足りない。81％ループオール1500発だけではたいした武器にならないのが現状だ。RUSHそのものの性能以外にある本機の優位性は2つ。

　ひとつは確変非突入時の時短モードだ。ST突入しなかった場合に付与される時短が150回転と、従来の50回転や100回転より多いのである。その引き戻し率は約38.3％（保留4個含む）になるので、期待感をもって挑める。

　そしてもうひとつは、ロング時短にも関わってくる部分だが、RUSH突入率が約77％と非常に高くなっているのである。初当りの4回に3回以上でRUSHを獲得できる安心感安定感は圧倒的で、「打ちやすい」「スペックめちゃくちゃ良くない？」「気分的に全然違う」など好評だ。

　トータルでパチンコ台としての完成度が高い印象であり、『牙狼』復権を予期させる1台となっている。