パチンコの「極限進化」で「一撃コンプリート」達成マシンも降臨！

• <【パチンコの進化】目次>
• 近代パチンコの変異は「高速RUSH」から
• 導入初日から「コンプリート」発動の「スマパチ×LT」のタッグ

　ここ数年でパチンコはものすごい変化を遂げました。筐体やスペック、さらには内部システムなど昔では考えられない進化です。

　今回は、そんな近代パチンコの変遷について振り返ってみました。

近代パチンコの変異は「高速RUSH」から

　まずは、P機のターニングポイントとも言えるRUSHの高速化。そのパイオニアはおそらく『P大工の源さん 超韋駄天』（三洋物産）でしょう。今でこそ珍しくないですが「時速約40,000発」のRUSHはかなり衝撃を受けました。

　良くも悪くも、ここからパチンコが変化していったような気がします。

　次は「1,500発×81%ループ」ですかね。その中でも『P牙狼月虹ノ旅人』（サンセイR&D）は「初代リメイク」「出玉性能」さらには「高速消化」など、様々な面でインパクトを残すことに成功しました。

「P機のヒット作といえば？」という質問に対して、本機をあげる人は多いと思います。

　他メーカーから類似スペックが色々出ましたが、その中でも一際輝いたのはSANKYOの『Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン』でしょう。ヘソ大当りの一部で「約3,000発」を獲得できるのは、本機ならではの強みでした。

　そんな「約3,000発」をより身近に体験できるマシンとして登場したのは『P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.』（大都技研）です。

　初当りの55%、RUSH大当りの約25%で「約3,000発」という特徴を持つマシンは、モンスター級のヒットを記録。その人気ぶりから続編も制作され、こちらも高い評価を得ましたよね。

　そして2023年には「スマパチ」が登場。C時短を用いて「引き戻し性能アップ」を図りましたが、こちらは残念ながら、あまりユーザーの求めていたものではなかった印象です。

導入初日から「コンプリート」発動の「スマパチ×LT」のタッグ

　そこから1年ほど、大きな動きはなかったのですが「ラッキートリガー（LT）」と呼ばれる新機能が業界に激震をもたらします。発動条件は厳しめなものの、期待出玉「1万発超え」が当たり前となるRUSHを搭載できるようになったのです。

　LT機については、スマパチとタッグを組むことで初期段階より大幅に進化を遂げています。最近では『eゴッドイーター TRIPLE BURST』（サンセイR&D）が導入初日から「一撃コンプリート」を達成するなど、その出玉性能を遺憾無く発揮。

　今後も「スマパチ×LT」のタッグは、我々が想像もできないスペックを見せてくれてそうです。

　最後にはなりますが『e機動戦士ガンダムユニコーン 再来‐白き一角獣と黒き獅子‐』（SANKYO）の「超デカスタート」について触れたいと思います。

　スペックこそ現行機のマシンの中では突出していないものの、それを「超デカスタート」にすることでカバー。ユーザーの「回らない」という不満を解消させたパチンコとして大きな反響を得ています。

　これまでたくさんの変化を遂げてきたパチンコですが、また新たなフェーズに移行しました。今度は、どんなサプライズを見せてくれるのか。非常に楽しみです。

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