ホールを鉄火場にしたパチスロ「レジェンド」! ユーザーを狂乱させた「5号機」時代の先に待つのは……

11月より3000枚リミッターが搭載された「5.9号機」のみが新台となるパチスロ業界。2月からは出玉獲得性能が大幅に見直された「6号機時代」がスタートすることになる。
ホールの主軸である旧基準機に関しては、2017年12月に設置比率30%未満にすることが決定している。今後のことに関しては明らかにされていないが、さらに減台されていくことは間違いない。
時間は要するものの、万枚の獲得も可能だった「5号機時代」は終焉へ向かっている。パチスロバブルを築いた4号機を遊技できなくなったように、5号機が完全に消滅する時代は確実に迫っているのだ。
ただ現在でこそ5号機はユーザーに支持されているが、決して順風満帆なスタートを切ったわけではない。出玉性能が大幅に制限された5号機は、強烈な出玉性能に麻痺していたユーザーに受け入れられることはできなかったのだ。
パチスロ人気を復活させたレジェンド! パチスロを進化させた革命的機種とは
苦戦を強いられていた5号機であったが、出玉を作るためのシステム「RT」などを搭載した機種が流れを変えることになる。中でも大きな存在なのは『リングにかけろ1』(銀座)ではないか。
パンチ力抜群のRT機能「ブーメランラッシュ」と、多彩なボーナス重複当選契機を搭載したシステムは多くのユーザーを魅了した。RTを延命させるための技術介入「リプパン打法」は、パチスロより離れたユーザーを呼び戻したと言っても大袈裟ではない。
その後ボーナスとART、またはARTのみでコインを増やす「ART機」が主流となったことにより、パチスロは完全復活へと向かっていくのだった。ARTのゲーム数を上乗せするシステムを搭載した機種の登場で、ユーザーを完全に取り込むことに成功した。
特に2009年に登場した『パチスロ交響詩篇エウレカセブン』(サミー)は、ビッグボーナス・レギュラーボーナスに加えARTである「コーラリアンモード」で出玉を増やす仕様が評価されることになる。このシステムは「第3のボーナス」と呼ばれ、一大ブームを巻き起こすことになるのだ。現在のパチスロ機へも影響を与える、革命的なシステムと言っても大袈裟ではない。
その後は通常時はほぼリプレイのみが高確率で揃い、AT当選時のみ小役を取得できる「AT機」が登場。出玉性能はさらに高まったAT機が主流となるのだった。
AT機の登場によって完全に人気を取り戻したパチスロであったが、高まりすぎた射幸性により、問題視された5号機時代は「破滅」へと向かっていくことになる。
その後は「業界の存続」を心配する人間が後を絶たない状況が続いている。高純増AT機の開発が不可能となった5.5号機に対するユーザーの反応は厳しいもの。確かな実績を持つ『北斗の拳』を始めとするビッグコンテンツでさえ苦戦を強いられているのだ。
そんな5.5号機と3000枚リミッターが搭載された5.9号機、出玉が大幅に見直された6号機が中心になる「新時代」はユーザーに受け入れられるのだろうか? 1つだけ分かっていることは、高射幸性をウリにした営業はできなくなるということだ。 業界全体として「低射幸性営業」を、どのようにアピールできるかが重要になりそうな気配である。
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