パチマックス > パチンコニュース > パチンコ「天敵政治家」登場
NEW

パチンコ業界「天敵政治家」登場で万事休すか…… 「みなし機」「三店方式」業界”闇”に切り込む「国会議員」の存在

【この記事のキーワード】, ,
パチンコ業界「天敵政治家」登場で万事休すか...... 「みなし機」「三店方式」業界闇に切り込む「国会議員」の存在の画像1

 先月末、パチスロの新規則「6号機」に対応した「自主規制の緩和」が発表され、安堵したファンは多いはずだ。純増枚数の撤廃やAT機能の復活など、ゲーム性の広がりという意味では5号機以上になるとも言われている。

 そうした規制緩和の背景には、パチンコ業界関係者による「政治家への陳情」があったことをご存知だろうか。そのことに関し昨年、業界専門誌「週刊アミューズメントジャパン」(アミューズメントプレスジャパン)が報じている。

 昨年12月、度重なる規制を受け危惧したホールの全国組織『全日遊連』やパチスロメーカーで組織される『日電協』らの関係者は、自民党幹事長二階俊博氏を訪ね、試験方法緩和について陳情。同席には元警察庁保安課長でプリペイドカード『CR』を推進した、自民党平沢勝栄衆議院議員が出席していたことも明らかになっている。

 このような親密性を感じさせるケースは他にも多く存在している。パチンコ業界のグレーゾーン「換金」などの法制化を提案する議員で構成される「時代に適した風営法を求める議員連盟」には自民党議員野田聖子氏らが所属し日々勉強会を実施。

 また、合法化を目指す業界団体「パチンコチェーンストア協会」には、政治分野アドバイザーとして40人を超える国会議員が所属するなど、パチンコ業界と政治家は深い関係性であることが分かる。

 しかしその一方で、業界の痛いところを付く”天敵”のような議員がいることも事実だ。その代表例が、立憲民主党所属の高井崇志衆議院議員である。

「パチンコ業界の問題点に切り込む議員として有名ですね。今月には、『みなし機』問題について内閣に質問書を提出。その主な内容は、みなし機に関する法的な取り扱いが示されていないことについてです。検定・認定の有効期間が切れた『みなし機』は『著しく射幸心をそそるおそれのある遊技機』となり、有効期間切れのパチスロ機を用いた営業は法令違反になるのでは、と指摘。つまり、期限切れのパチスロは早く撤去すべきということですね。

これらの機種はホールでまだ見かけますし、必要とするパチンコ店は多く存在しているでしょう。高井議員が指摘した内容が実施されれば、間違いなくホールは大打撃。『みなし機』撤去後の代替機種を買わなければなりませんからね。売上に貢献できる機種かどうか分かりませんし被害は甚大と思われます。そうした意味でも、高井議員を良く思うパチンコ業界の人は多くはないでしょうね。

ただ、高井議員の指摘は決して間違っていないという声もあります。『業界が目を背けたい内容に触れているだけ』と支持するユーザーは多いですよ」(記者)

 この他に、高井議員はパチンコ店と景品交換所の関係性を指摘し「三店方式」について質問書を提出したこと過去もある。まさに業界にとって”天敵”のような存在だ。

 圧倒的にパチンコ擁護議員が占める政界といえ、それに立ち向かう高井議員の影響力は大きいだろう。業界の問題点を改善しているという見方もできるが……規制を向かえた今「そっとしてほしい」とパチンコ業界は思っているのではないか。
(文=編集部)

パチンコ業界「天敵政治家」登場で万事休すか…… 「みなし機」「三店方式」業界”闇”に切り込む「国会議員」の存在のページです。パチマックスは、パチンコ、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。パチンコ・パチスロの本質に切り込むならパチマックスへ!

Ranking

5:30更新
  • パチンコ
  • 総合

関連記事