「パチンコ店で”受け身”は厳禁」ドンキホーテ谷村ひとしが語る「抵抗こそが道を開く」アツい理論？

　もちろんフル稼働で、お店も利益が取れてお客さんも早い連チャンで1万発～3万発を手軽に手にしてごきげんになりやすい『シンフォギア』。『シンフォギア』を打ちたくて待っている間に他の台を打っているわけですが、ここに来てこのドンキホーテ、「3万発10万円両替」が増えているんです。”一体何で勝っているか？”って？

　まず1番大当りしやすくて出玉がしっかりしている『大海物語4』の100回転台、200回転台、つまり大当り確率内をカニ歩くと、3～4連、中には8連して1万発は出ますよね。2月19日の月曜日にはこの出玉を軍資金にBistyの『コードギアス』の新台でオスイチ3万発です。時短の短い台は即ヤメ台狙いです。50回しか時短がないので57回転で捨てられた台に座って118回転で6連チャン、142回転で12連チャンと、数珠つなぎ18連チャンで3万発頂きます。他にも『不二子～Lupin The End』や『真・花の慶次2』で1～2万発を上乗せしていきます。

“連チャンはどうしてるの？”という疑問は独特なドンキホーテ流連チャン打法が功を奏します。右側の釘調整や台のクセで連チャンしなさそうな台は、リズムを狂わせて連チャンさせます。STタイプでは京楽や藤商事が45回デモ出し、時短も途中でデモ出しをします。海は60回、SammyとSANKYOとBistyは「40回」と決めています。平和はゾロ目の「44回前後」でデモ出しします。打ち出しも、タイトルからメーカー名になる瞬間だったりと、機種によって様々です。

　自力で連チャンさせる快感を25年間優先して勝って来ました。スルーをしたりしても、基本的に深追いしないので出玉は残ります。たまに放っておいて壊れたように連チャンしてくれる台は、デモ出しなんて必要ない早い回転数で当たり続けてくれたりするので、そんな時は台のなすがままに身を任せます。

“連チャンしなくなった”と思ってる方たちは一体どういう打ち方をなさっているのでしょうか？店の思うがままに打って、まんまとスルーしちゃっていませんか？

　受身ではいけません。パチンコは打ち手のささやかな抵抗で何とかなる。そんなこんなで通算7千700万円勝って来ました。
（文・挿絵＝谷村ひとし）