「ミスター麻雀」小島武夫さん”新作パチンコ”でも伝説に…… 「麻雀×パチンコ」に欠かせない小島さんの存在感

　先月28日、「ミスター麻雀」「麻雀プロ第一号」の異名で知られる小島武夫さんが82歳でこの世を去り、多くのファンから悲しみの声が絶えない。

　勝ち負けにこだわらない「ロマン」を追及した麻雀スタイルは多くの麻雀ファンを魅了。番組対局では麻雀役のなかでも最難関とされる「九蓮宝燈」を上がるなど、数々の伝説を残してきた。麻雀プロとしての認知度は業界トップである。

　そんな小島さんといえば、麻雀だけではなくパチンコでも、その存在感を発揮していた。

　2010年、奥村遊機から麻雀をモチーフにしたパチンコ『CR華牌II「ミスター麻雀」小島武夫の戦略』が登場。

　麻雀のリアリティを追求した本機は、演出上で起きる”闘牌”に応じて大当たり出玉が変化。上がり役が高ければ高いほどラウンド振り分けは優遇され、親上がりで「出玉は1.5倍」とリアル麻雀さながらの演出が好評を得た。

　一方、パチスロでは出玉のカギを握る”ボス”で登場した小島さん。現在もシリーズ機として人気を博すパチスロ『麻雀格闘倶楽部』で、ART中に突入するCZ「黄龍バトル」の敵役として参戦。見事勝つことができれば、上乗せ特化ゾーン「黄龍RUSH」に突入する。

　ユーザーからすれば「小島さんに負ければ特化ゾーンに入らない……」と、あまり好まれる役柄ではなかったが……それでも「ミスター麻雀」を見たいがために打つファンは多かったのでないか。

　そんな「パチンコ×小島武夫」という「夢のコラボ」は今年も見ることができそうだ。今月導入予定の新作パチンコ『CRぱちんこ麻雀格闘倶楽部』(コナミアミューズメント)が大きな注目を集めている。

「コナミアミューズメント」より

「現在公開されているプロモーションムービーでは、小島さんの魅力溢れる演出が多く見られます。『ボタンを押して小島プロを笑わせろ!』演出やエピソード連続演出、大当たりを左右する『本格麻雀リーチ』など、小島ファン納得のデキとなっていますね。

一方で、スペック面は大当たり確率1/299.3の『無双ver.』と1/239.2の『役満ver.』、この2種類で登場します。どちらも今話題の『一種二種混合機』という人気スペックなんですよ。演出面だけではなく、ゲーム性にも期待できます」（記者）

　現在の新台情報を見る限り、本作が遺作となってしまった小島さん。一昨年に販売されたパチスロ『麻雀格闘倶楽部2』は現在も稼働中と、パチンコ・パチスロ双方で「ミスター麻雀」の勇姿を見ることが可能である。

　是非遊技を楽しみながら小島さんの活躍ぶりを再確認してみてはいかがだろうか。

　小島武夫さんのご冥福を心からお祈りします。
（文＝編集部）