パチスロライター「木村魚拓」ついに降臨！ 5号機『ミリオンゴッド』に未練なし!? カリスマの魅力に迫る!!【特別インタビュー】

魚拓：パチンコの方が面白い機種は多いですよね。出玉を抑えられたって、連チャンすれば満足できると思うんですよ。何で2400発とかにこだわるのかなぁ。俺は1000発くらいが80％で継続するようなスペックが大好きなので、今の機種は楽しめています。問題はパチスロですよね～。思っていた以上に、6号機への反響は良いですけど。

――魚拓さんの考える6号機の問題点って何ですか？

魚拓：有利区間ですよね。無くして欲しいです。遅くから打てるとかメリットはありますけど、天井にいくまでに意外と消化しちゃっている時とかあるじゃないですか。枚数制限にするとか、もっとシンプルにした方がいいと思います。

思い出したくもない「地獄の時代!?」とは

――様々な仕事をされてきたと思いますが、印象に残っているエピソードとかあります？

魚拓：やはり 1番ヒドかった時代は忘れられませんね。この仕事を始めた22年前とかは「どれも一緒」だったんですよ。全部Aタイプでゲーム性に変化がほとんどないという。全メーカーがほぼ同じような機種しか出さないという感じですね。そんな機種を毎日データ取りで打っていたわけです。気が狂いそうになりますよ（笑）。

――それは……想像しただけで心が折れそうです。

魚拓：本当にそうですよ。メーカーによってはリーチ目もない、滑りもよく分からないなんて機種もありましたからね。どこで“入った”のかも分からないんですよ。データ取りなので10時間くらい打つんですが、台移動もできません。低設定と分かっている面白くない台を、ひたすら打ち続けなければならない……これは地獄でしょ（笑）。

――言葉がありません（笑）。他にも、目押しを禁止されたデータ取りがあったとか？

魚拓：データを取る際に様々な打ち方をするんですが、俺は目押しが下手だったんで全部フリー打ちするという担当だったんですよ。そうなるとですね、ちゃんと目押しをすれば400枚取れるのに250枚しか取れない事とかザラ。そんなもん……「勝てるわけねぇだろ！」っていうね。

ビッグなんか全然面白くないし。そんな担当をけっこう長いことやっていましたよ。たまに隣から「スイカ狙っただろ？狙ったよな??」と責められたりもするんです。キツいでしょ？ もうね。「全員殺してやろう」と思っていました（笑）。