パチスロ「4桁上乗せ」まであと一歩……「特化ゾーン」を狙い打つ方法!!

　大松のパチスロハイエナ実戦。今回はバラエティにひっそりと佇む『麻雀物語3  役満乱舞の究極大戦』について書いていきたい。

　バラエティ機種について何度か書かせて頂いているが、バラエティ機種は特性を知る人が少ないので狙い目になる場合が多い。本機もその例に漏れない。

　本機は純増2.9枚の差枚数管理型のAT「麻雀GP」で出玉を増やすAT機だ。5号機ATではあるが、通常時のコイン持ちは50枚で約47ゲーム程度回すことができる。

　ATの主な当選契機は強レア役での直撃かチャンスゾーンだ。本機は「レア役コンボ」というユニークなシステムを採用しており、レア役を引けばコンボ演出が発生。5ゲーム内で（疑似遊技）もう一度レア役を引くことができればコンボ継続となる。最大5連まで継続し、継続の結果によってAT直撃やチャンスゾーンの抽選を行う。

　内部状態にもよるがレア役コンボは3コンボ以上から期待が持てる数字になっている。

　本機の狙い目は天井ではあるが最大約1500ゲームと高めなので到達を目指すには覚悟が必要だ。なにしろ天井の恩恵自体はAT当選のみである。

　しかし求めるべきは「天井恩恵」ではなく、道中蓄積されていく「パトポイント」である。本機は「まどか☆マギカシリーズ」の穢れや「聖闘士星矢シリーズ」の不屈のようなシステムがある。それが「パトポイント」だ。

　パトポイントは規定ゲーム数到達やチャンスゾーン失敗、ミッション演出失敗などで蓄積されていく。このポイントが一定以上（100ポイント以上、最大300ポイント蓄積）の状態でATに当選した場合、AT後に引き戻しの上乗せ特化ゾーン「パトランランチャンス」に突入する。

　蓄積量の確認方式も存在する。パトポイントが蓄積される演出（パトランランが横切る＆パトランラン形の光が液晶右に集まる）で筐体右部にあるサイコロ役物を触るとサイコロが点灯する。

　通常は白に点灯するが、緑や赤なら大チャンス。紫ならばパトランランチャンスを貰ったも同然だ。

　今回座った台は前日245ゲーム止め、当日528ゲー厶で空き台になっていた。