パチスロ適合率が「20%」以下……苦戦が続く6号機の現状はいかに
ちなみに、試射試験というのは2つの方法があり、1つが遊技者と同じ方法で遊技する試験、もうひとつが出玉率が最低になる打ち方で試行する方法だそうだ。
この、試験に関して「ようだ」「そうだ」とはっきりしない物言いになるのは、試験の内容が公表されていないからである。保通協の行う試験の内容は公表されているもの以外すべて伝聞にならざるを得ないことは知っておいてほしいところである。
これまで述べてきたように、パチンコ・パチスロは依然厳しい状況にあることは間違いない。しかし、この業界は規制の歴史でもある。時代時代で統制されてきた射幸性を、さまざまな創意工夫によって乗り越えてきたのである。
きっとまたすごいマシンが登場するに違いない。メーカーは攻めの姿勢を失っていない。