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パチスロ「名作シリーズ」…… 闘魂継承された「初代」を振り返る

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 アントニオ猪木。言わずと知れたプロレス界のカリスマであり、ことパチンコ・パチスロにおいては平和の人気コンテンツという位置付けでもある。

 来る10月21日には、最新6号機パチスロ『闘魂継承アントニオ猪木という名のパチスロ機』がホールデビュー予定。出玉トリガーのAT機能は初代を進化継承しているともっぱらの評判だが、その記念すべき初代『アントニオ猪木という名のパチスロ機』が世に送り出されたのは2002年12月のことだった。

 人気レスラーとの驚きのタイアップに、それを押し出した長い機種名。導入時はあらゆる面で話題となったが、ロングヒット且つ続々と後継機がリリースされた要因は、やはり肝心のゲーム性がファンのハートを鷲掴みにしたからであろう。

 本機はAT機能「闘魂チャンス(TC)」が出玉増加の主軸を担う。TC突入契機のメインは強弱ある2種類の純ハズレとREGで、ビッグ後100G間のみ(この間はリール制御が変化)出現する可能性のある強ハズレはTC確定。

 弱ハズレ成立時の突入期待度は内部状態で変化し、ビッグ後などに移行する高確中は文字通り高確率でTC抽選が行われる。

 REGは当選時の突入抽選よりも、消化中の「6択チャレンジ」押し順正解数がポイント。1回成功時は設定に準じて抽選が行われるが、2回成功以上はTCが確定するばかりか先の抽選も重複して受けられるため、仮に3回成功した場合はREG突入時、6択チャレンジ1回&2回と計4回の抽選を受けられるのが特徴だ。

 TCへ突入すると「5択のシングルボーナス」及び「3択ベル」が完全ナビされ、シングルの規定ナビ回数に到達するまで継続。ナビ回数は5・10・20・50回の4パターンで、区切り回数の次BETorレバーONで継続演出が発生すれば次回の区切り回数までの継続が約束される。ちなみに、ナビ50回が選ばれた場合は、それだけで800枚以上のコインを獲得できる。

 連続性を持つTCは当選時にセット数振り分けが行われ、1回の当選での最大振り分けは30セット。高確時のTC当選は連チャンに期待できるほか、先に述べたREG中の6択チャレンジ3回成功時は2回成功→平均3連、3回成功→平均10連の計13連が見込める。

 また、「道演出」を伴った強ハズレはTC10連以上確定だ。

 なお、天井は基本的に1234Gで、「1、2、3、ダー!」にかけていると思われる。

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