パチスロ6号機で「万枚」は有り得る!?「大勝ち」は可能なのか……

　パチスロでの「大勝ち」はほとんどのユーザーが求めることだ。4号機全盛期には『ミリオンゴッド』や『アラジンA』で5万枚出た、万枚は日常茶飯事だった、という話もある。

　筆者は4号機の『大花火』からパチスロに触れた世代ではあるが、1日で万枚を出した経験が無い。4号機では『アラジンA』での7000枚が最大獲得だった。

　友人の「あの店で3万枚出たぞ」という景気の良い報告を、どこか遠い国の出来事のように聞いていたのを覚えている。

　5号機の初期になると多くのユーザーがパチスロから離れていった。「ストック機」が開発出来なくなり、出玉にも制限がかかった。この頃は機械割の高い『パチスロ スパイダーマン』や『パチスロ リングにかけろ』などでも1撃3000枚などは至難の技だった。

　ARTで出玉の傾斜を作る機種が増え始めた頃は稀に1撃万枚の報告がチラホラ聞こえてくるようになる。『パチスロ 蒼天の拳』や『パチスロ 2027』などがその対象機種になっていた。

　そして『押忍!番長2』や『ミリオンゴッド 〜神々の系譜〜』など純増2枚以上の高純増ART機が増えて万枚が珍しくなくなっていった。

「純増3枚のAT」が主流になってからは特に万枚を意識するユーザーが増えたのではないだろうか。『バジリスク～甲賀忍法帖～絆』や『ミリオンゴッド 〜神々の系譜〜』など現実的に万枚を吐き出す機種も多くなっていった。

　現在は6号機の時代である。2400枚の出玉規制、機械割の上限が114.9%、「6号機は勝てない」とパチスロを止めてしまう人もいるだろう。

　しかし、本当に「6号機は大勝ち出来ないのか」という問いを投げかけたい。

　以下の画像をご覧頂きたい。

　これは無料公開されているホールデータから引用している。新台の『S呪怨再誕AT』での出玉データであるが、約300枚の投資で約6900枚出ている。これは「大勝ち」と言っても過言ではないだろう。