大手サミー「オリジナル」パチスロ! ロックフェスで設置……その仕様は!?
一大エンターテインメント企業ならではの戦略だ。ここ数年、サミーが様々な音楽イベントに協賛している。
かねてより行われているケツメイシとのコラボは有名で、このほかにも「COMING KOBE18」、HYDEのツアーや同主宰の「HALLOWEEN PARTY 2017」、「REDLINE ALL THE BEST 2019」など多数のイベントでその名をアピール。
2015年には元キマグレンの榑井勇輝が運営する海の家ライブハウス「OTODAMA SEA STUDIO」を傘下に収めて、積極的に催しも企画している。
ちなみに、ケツメイシのRYOはサミーHPにてコラム「涙でリールが見えない」を連載中だ。
そんな中、サミーは2月1日・2日、ポートメッセなごやで行われたラウドロックバンド・coldrainがオーガナイザーを務めるロックフェス「BLARE FEST 2020」もサポート。イベント会場内にはブースを設け、「BLARE FESTオリジナルパチスロ」を設置した。
同フェスはcoldrainをはじめサンボマスター、MAN WITH A MISSION、HEY-SMITH、氣志團、10-FEET、ONE OK ROCK、dustboxなど多彩な人気アーティストが出演。両日共にチケットはソールドアウトで、大きな盛り上がりを見せた。
それだけにサミーのブースは大盛況。多くのフェス来場者が休憩を兼ねて、そのオリジナルパチスロを楽しんだそうだ。
気になるパチスロ仕様は、「BLARE FEST 2020」のドデカ図柄を3つ揃えたらオリジナルステッカーをもらえるという至極単純なもの。それでも参加は無料だっただけに、プロモーション効果は計り知れないだろう。
また、同時にPayPayとLINE Payが使える1回500円のドデカガチャも開催。高さ3メートルの巨大ガチャで豪華景品を狙うもので、「パラダイスシティ(韓国・仁川)1泊2日ペア招待券」「宮崎牛1万円分」「BLARE FEST 2020 coldrainメンバーサイン入りTシャツ」などが用意された。
coldrainは楽曲タイアップした作品がパチンコ・パチスロ化されたこともあり、同ファンにも認知度が高い。今回は特にバッチリとハマった協賛といえるが、今後もサミーはどんなイベントをサポートするのか。そこではオリジナルパチスロは設置するのか。非常に興味深いところだ。