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パチスロ「4号機」爆裂AT時代の名作…「最大255連」の「超強力AT機」を特集!【サイバードラゴン編~】

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 21世紀の始まりである2001年は、4号機「爆裂AT時代」の始まりともいえる。

 厳密には、サミーの『獣王』は2000年12月の登場だが、2001年になるとアルゼ(現・ユニバーサル)が『コンチ4X』、平和が『ゴルゴ13』、ロデオが『インディジョーズ2』など、各社が「規定の新解釈」に挑戦してAT機をリリース。出玉性能とゲーム性で競い合った結果、空前のパチスロブームが巻き起こった。

 そんな中、山佐より誕生した『サイバードラゴン』は、一風変わったAT抽選システムで注目を集めた。何と、プレイヤーのヒキや勘がATの当否に直結するのである。

「サイバーラッシュ」と名付けられたATは「純ハズレ成立」「ハサミ打ちベル成立(4分の1で抽選)」が突入契機で、ここでの第1段階抽選に当選すればAT確定。非当選時は続いて「サイバーミッション」発動抽選が行われ、サイバーミッション発動→これをクリアできれば再度抽選→当選でATがスタートする。

 プレイヤーのヒキや勘が重要となるのはこのサイバーミッションで、突入時に「10ゲーム以内にベルを2回揃えよ」「15ゲーム以内にリプレイを4回揃えよ」「5ゲーム以内にドラゴンを1回も揃えるな」など様々なミッションが発令。

 サイバーミッションには「ドラゴン」と「タイガー」の2パターンがあり、比較的クリアしやすい指令のドラゴンは成功した時点でAT確定、タイガーは成功できれば設定と内部状態に応じてAT突入抽選が行われる。

 首尾よくATに突入するとベル、シングルとシングル後のJACゲームの押し順が完全ナビされ、押し順ナビに従うだけで1セット約190枚の獲得が見込める(基本1セット30G継続)。AT中にセット数上乗せ抽選は行われないものの、このATは初当りの時点で最低2連以上が確定する上に高い連続性があり、最大連チャン数は驚異の「255」。ひとたびATを射止められれば一気大量出玉が狙えるだけに、ミッション中はレバーを叩く拳により一層、力がこもったものだ。

 本機は機械割の高さも人気要因の一つで、その数値は設定5でも最大119.7%と、既存機でいえば大都技研『押忍!番長3』の設定6をも上回る。

 最高設定の数値は非公開であったが、確率256分の1と設定6のみ突出するビッグ中のリプレイハズシも加味すれば、その破壊力と安定感の高さはトップクラスといえた。

 なお、天井はボーナス及びAT間1200Gハマリで到達。例外なくATへ突入するが、ほぼ2連で終了する。 

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