パチスロ「夢の4桁乗せ」が「まさかの結末」を!? 欲望のままに「一撃万枚」を狙ったホール店員の末路…

　ボーナスはおろか、CZすらまともに来ることはなく「朝一から天井」を拝む事になってしまったのです。正直かなり堪えましたが、天井で発動したARTが伸びてくれれば問題ありません。レバーに魂を込めて「クォーツ・アクティベート・チャンス」を消化したのですが…。

　早々にリプレイを引いて上乗せする事はありませんでした。ARTは何事もなく駆け抜け、手元に残ったのは数十枚のメダルのみ。…言葉がありませんでした。

　その後もひたすら回し続けましたが、全く出る気配はなく「諭吉が7人」旅立ったところで、私の心は完全に折れてしまったのです。

　やはり、「2000Gオーバー」クラスの爆乗せや、「一撃万枚」は簡単に成し得るものではありませんね。神に選ばれた「ヒキ」の持ち主でなければ無理だという事を思い知らされました。

　ましてや「大勝ちして夜の街で大豪遊」なんて下心を持って挑んだ私には、最初から勝ち目などなかったのかもしれません…。

　他人の遊技に感化され、熱くなり過ぎて挑む戦いは良い結果には結び付かないのではないか。そのように考えさせられたエピソードでございました。

（文＝ミリオン銀次）