パチスロ一撃「10万円」を夢見た初代『ミリオンゴッド』！「合法的爆裂機」を振り返る【4号機爆裂AT時代～ミリオンゴッド編～】　

　右リール「赤7」停止で始まる「スーパーゴッドゲーム」の突入率は4096分の1。こちらはGG3連以上が確定し、ノーマルモードであれば最大9回までの連チャン振り分けに期待できる。地獄orストックモードでの4連以上当選時はGG3回発動、以下はストックされる。

「これはパチスロか!?」

　他とは一線を画するゲーム性に加えて、通常時は千円当たり約20Gという高コイン単価＆順押し以外はペナルティあり。リール上の出目で楽しむといった要素もほぼ皆無で、導入当初は賛否両論あったものの、違法な裏モノをも勝るこの合法的な爆裂機は結果的にファンを虜にし、多くのホールで大量設置された。

　折りしも閉店時の出玉補償が許されていた時代。閉店間際になると「一撃10万円」を夢見たプレイヤーたちでシマは占拠され、実際に閉店直前でGODを降臨させる強者もいた。

　だが、この高過ぎる射幸性は社会問題にまで発展。同じく問題視された『アラジンA』、『サラリーマン金太郎』と共に検定取り消し処分を受けることとなり、同時に「4.5号機規制」がなされるに及んだのであった。

　ちなみに、ミズホにとっては3号機『コンチネンタル』に次いで、2度目の検定取り消し処分となった。

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