パチスロ8ヶ月ぶり「適合率30%オーバー」!! 遊技機市場への「影響大」!?
令和3年2月1日、保通協は同年1月の「型式試験状況」を発表した。
それによると、パチンコ機は78件の受理件数の内71型式で試験を行い33型式が適合。パチスロ機は82件を受理し、65型式中20型式が新たに適合している。
パチンコ機の適合率は46.5%と、前の月に比べ2.9ポイント減ではあるものの、比較的高い水準を維持した。
一方のパチスロ機は30.8%と、前月比4.6ポイント増となり、昨年5月以来の8ヵ月ぶりに30%台に達したことになる。パチスロ機においては昨年9月に最低値を記録。84型式中11型式が適合の約13.1%となっており、継続的に状況が改善されているとも言えるだろう。
「型式試験」とは遊技機メーカーより提出された書類、及び実射試験にて、遊技機が規定上の条件を満たしているかを都道府県公安委員会の委託を受けて行う試験だ。
現在は「一般財団法人保安通信協会(保通協)」と「GLI Japan」の2団体が型式試験を行っており、後者はパチンコ機のみを扱っている。
大別して「設計書審査」「対比照合審査」「遊技機の試験」という3種類の試験を行い、適合、不適合を判定。合格や承認ではなく、「適合」「不適合」で判定される。
主に出玉に関する理由で不適合となる場合が多いが、不適切な演出であったり、規定外の素材が使用されているといったケースも存在するようだ。
試験の申請費用は保通協の場合、パチンコ機で約150万円、パチスロ機で約180万円必要と言われており、「不適合」の割合が大きいほどメーカーへの負担が増してしまう。
メーカーによっては、看板コンテンツにおいて複数の型式を申請し、適合した中で最も希望に沿った型式をリリースするといった場合も珍しくない。
そのため、今回の適合率「状況改善」には関係者から安堵の声も少なくないのだ。6号機規格以来より、状況悪化に苦しめられてきた中で光が差した形となる。
今後も継続的に改善されていけばパチスロ機市場への影響も期待が出来そうだ。メーカーの申請費用が抑えられれば、製作への予算増加や、機械価格の低下も見込める。
現在パチスロは6号機から6.1号機へと移行し、出玉性能などにおいてユーザーからも希望の声が上がっている状況。いずれにせよ今後の動向から目が離せない。
【注目記事】
■パチンコ「時速3万発」マシンの“RUSH転落”は僅か10秒…「V入賞」無視の検証動画が話題!!
■甘デジ継続率「約70%」でRUSH中の半分が「1000発」出玉!“手軽さ”と“出玉感”を完備した傾奇マシン!!
■パチスロ「再びの規則改正で2号機から3号機へ」~3号機名機伝説『ドリームセブン』編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.36】
PICK UP NEWS
Ranking
23:30更新- 【パチスロ「万枚」突破率ランキング】新台導入後も「変化」なし⁉
- 「犯罪行為」が目の前で…【ドラゴン広石『青春と思い出のパチスロと、しばしばパチンコ』第97話:盤面押し】
- 【新台】人気アニメ「東京喰種」スマスロ化に高まる期待!
- 【スマスロ新台『モンハン』攻略】複数のリセット恩恵が存在!! 「設定差」は○○と推測するユーザーも!
- パチスロ「1997年新規参入メーカー・ベルコの初期3作」~4号機名機伝説~『さるかに合戦&2』『ゴールデンベル』編【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.151】
- オンライン麻雀Maru-Jan が贈る麻雀AI「KIRIN」。AIがあなたの牌譜を解析し、最適打牌を提案。
- 【サミー】6号機の大ヒット機『カバネリ』の”スマスロ仕様”が展示され話題!
- スマスロで『新ミリオンゴッド』降臨の可能性も!?「最大級イベント」の展示マシンが話題に
- 【スマスロ「万枚」突破率ランキング】「コンプリート」多発の沖スロで衝撃の事実⁉
- 【スマスロ北斗・新重要数値】朝イチの天国or本前兆スタートは「高設定」に期待
- 【緊急速報】パチスロ演者「ティナ」の復帰に大歓喜!「休止した理由」を初めて語る