パチスロ“万枚”を余裕で吐き出す『大花火』との激闘! フル攻略時の機械割「140%OVER」の爆裂を堪能なるか!?
その挙動に私は震えました。まさに大勝か大負けの博打台。頭の中には“万枚”の二文字しかありませんでした。後世に語り継がれる伝説的マシンの初実戦が幕を開けたのです。
打ち出してから約1000G。時折REGを引くことはありましたが、肝心のビッグボーナスが一向に訪れません。小役のヒキも悪いので、私の軍資金はみるみる吸い込まれていったのでした。
1枚、2枚、3枚と、幾度となく諭吉を英世に両替してサンドへ投入する作業が続きました。その間にビッグボーナスを引き当てた左隣は爆連モードに突入。瞬く間に5000枚クラスの出玉を獲得したのです。
「今はキツイけど私も」なんてやる気が湧いてまいりました。こんな一撃必殺の爆裂を魅せつけられたら退くわけがないでしょう。銀行から新たな諭吉を召喚して、勝負を続行しました。それから…。
5人目の諭吉が旅立とうとしたその時、ようやく念願のビッグボーナスを引くことができたのです。「ここから大爆発だ!」そんな期待を胸にボーナスを消化したのですが…。
できないのです…。肝心のリプレイ外しが、サッパリできません。左リールのBAR絵柄を捉えられずに、ビタ押しを成功させることができなかなかったのです…。
「これはヤバい…」パニック状態に陥りそうになりましたが、75%でリプレイ外しが成功する「3連ドン絵柄」の存在を思い出しました。「これしかない!」とシフト変更したのですが…時すでに遅し。私の『大花火』初ビッグは、僅か「450枚」ほどの獲得という悲惨すぎる結果に終わったのです。
まともな目押し力であれば、平均600枚以上は獲得できるビッグボーナスです。正直に申し上げてお話にならない、いえ、勝負の土俵にすら立てていない状況である事が露呈してしまったのでした。
その後は3連チャンしましたが、ビッグ4発で2000枚すら届かないという始末…。己の目押し力のレベルの低さを痛感した苦い思い出でございます。
(文=ミリオン銀次)
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