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パチスロでも感じる日本人の特徴!?【濱マモルの のほほんコラムVol.85~懐疑的~】

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 2月17日から、日本でも新型コロナウイルスワクチンの接種が始まった。

 新型コロナウイルスワクチンの接種は16歳以上が対象で、3週間間隔で2回の接種が必要とのこと。報道によると、まずは医療従事者、4月12日からは高齢者への優先接種が開始され、5月以降に一般の人への接種が始まる…というスケジュールだという。

 このワクチンは、アメリカのファイザーとドイツのビオンテックが共同開発したもの。春には別の製薬会社が開発したワクチンも承認される見込みとのことだが、これについて報道番組内では「なぜ日本の製薬会社ではワクチンの開発が遅れているのか」との投稿が寄せられていた。

 確かに、日本にも製薬会社は多数あるし、ワクチンを開発する技術者もいるだろうが、世界には一歩も二歩も遅れている。アタシも疑問に感じたところ、この投稿について専門家は「仮に日本で積極的にワクチンを作っても、そのワクチンに対して懐疑的で接種が広まらなければ、国もそこまで協力的ではないこともあり、赤字で会社が潰れる」と回答。要するに、技術はあっても土壌がないのだそうだ。

 島国のDNAなのか。日本人は変化を嫌う傾向にあり、新しいものに拒絶反応を示す人々も少なくない。かくいうアタシも同じであり、未知なるウイルスに対応するというさらに未知なるワクチンを進んで接種するかと問われれば即答はできないし、調査を行った企業によって結果は違えど、約3割、中には5割以上がワクチン接種に対して「しばらく様子をみたい」と回答したアンケートもあったほどだ。やはり、懐疑的な人々はいるのである。

 これはパチスロでも同じことがいえる。時代は5号機から5.5号機、5.9号機から6号機へと移り変わり、有利区間の概念により一撃2,400枚が上限に。射幸心を抑えるべくボーナスの払い出し枚数や出玉率も低下し、出玉試験には中短期1600Gの項目も加えられた。

 結果、5号機と比べてまったりとしたゲーム性に変化したことは否めないが、その分、遊びやすくはなったし、5.9号機と違ってAT・ART抽選に設定差を付けられるし、天井機能も復活したし、ゲーム性の幅は格段に広がった。それなのに「つまらない」とひと言で片付けて、いまだ6号機を敬遠する人々はいかにも日本人気質であり、個人的には正直、もったいないと思うのである。

 2月8日には、注目のタイトルが一気にデビューした。当コラムでは何のためにもならないことばかり書いているが、腐ってもパチスロライターである。

 勉強とばかりに先日、仕事の合間にふらりとホールへ出向いて前々から気になっていた『政宗3』を初打ちしたところ、一度もATを引けずに財布は空っぽ。あまりに理不尽な展開は、懐疑的とはいわないまでも受け入れがたい事象であり、帰宅後は晩酌をしながら設定推測要素をチェック、適当な台選びをした自分自身にキレつつ、リベンジを誓ったのでありました。

(文=濱マモル)

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