有名パチスロライター「新ジャンル」で偉業達成!　「初小説の朗読劇化」が決定!!

　パチスロライターという職業を世に認知させた功労者といえるだろう。ガイドワークス発行「パチスロ必勝ガイド」や当サイトのコラムなど、多メディアで活躍するアニマルかつみ。山佐の『ニューパルサー』シリーズなどでお馴染み、右リール下段チェリー付き7絵柄の略称「ゲチェナ」を命名したことでも有名だ。

　パチスロライターへの道を歩み始めたのは1992年春。当時におけるパチスロ必勝ガイドの人気連載企画「秋山プロの13時間デスマッチ」へ読者代表として参戦し、その実戦記が編集部に認められたことがきっかけだった。

　その後、新人だったガル憎と共に「THE MAD PACHI-SLOT BROTHER’S」を結成し、全国の改造マシン、通称「裏モノ」を遊技すべく全国を行脚する企画で読者を魅了。時代の流れと共に裏モノは消滅したものの、当企画は現在も連載中だ。

　アニマルかつみは、今では珍しくない来店取材を先駆けて行ったパチスロライターのひとりでもある。単独での来店はもちろん、フリーペーパーやTVと連動した企画などでホールのプロデュースも行い、その際には高設定を求めて多くのファンが遠方から訪れたという。

　また、かつてはベーシストとしてバンド「WOLF」でメジャーデビューした経歴もあり、ミュージシャンとしての顔も持つ。腱鞘炎を患ったことで一時期は活動停止中だったものの、2000年に「THE MAD PACHI-SLOT BROTHER’S」名義でCDをリリースすると、以降、「Jill’s Project」「Aphrodite」などに参加し、定期的に音源リリース及びライブ活動を行っている。

　そんな多才なアニマルかつみは、このほど、新たなジャンルでの偉業を達成した。本名の関かつみ名義で書き上げた初小説「幸せのカタチ」が朗読劇化され、4月23日に初演を迎えることが発表されたのである。

　同作は、遊技業界コンサルタントとして活躍する糸柳達成氏の波乱万丈に満ちた半生をベースとした物語。「子供が成長したら読ませたい」と、糸柳氏から執筆を依頼されたという。

　その朗読劇では、俳優や声優、音楽活動で活躍する橋本真一、「獣電戦隊キョウリュウジャー」や「仮面ライダージオウ」などの人気作に多数出演し、ミュージシャンとしても活躍する斎藤秀翼がW主演を務めている。

　また、ダンスボーカルユニット「FlowBack」のメンバーで役者としても活躍する淺川眞來らも出演し、他のキャストに関してはYouTubeオーディションで決定される予定だ。

　なお、同作は今後、メディアミックスプロジェクトとして書籍化、映画化などの展開を予定しているとのこと。同公演の収益の一部は社会貢献に拠出される。