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パチスロ「0号機」から「6号機」まで… 大手攻略誌が「時代ごとの勝ち筋」を辿る!!

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 パチスロのルーツであるオリンピアマシンは1964年、当時はアメリカ統治下だった沖縄県で産声を上げた。

 紆余曲折を経て「7号営業機」として認可を受けたものの、オリンピアマシンはおよそ10年で終焉。その最大の理由は「オールメカ式」が故に払い出しの波が作れず、プレイヤーに飽きられてしまったことにあるとされている。

 その数年後に3メダル×5ラインというパチスロの原型となるマシンが誕生すると、1980年に初の箱型マシン『パチスロパルサー』がデビュー。ステッピングモーターとCPUによるフラグ判別様式を採用し、現在のパチスロに通ずる姿を確立した。

 当時はまだ風営法の規定上、パチンコとの併用は認められていなかったものの、同年にメーカー団体の日本電動式遊技工業協同組合が設立されると、パチスロは全国に普及。翌1981年には同組合主催の「オリンピアマシン・ショー」が大々的に開かれ、パチスロは初のブームを迎えた。

 1985年に新風営法が施行されると、パチスロに関する規定が全国的に統一。同時に一般財団法人保安通信協会による遊技機の検定制度が始まり、「1号機」が誕生した。

 その後、パチスロは1987年に1.5号機、1988年に2号機、1990年に3号機、1992年に4号機へと移行。5号機の登場は2005年で、2018年には6号機へと移り変わった。

 いつの時代にも、パチスロのプロは存在した。

 目押しや知識介入など、様々なテクニックを駆使することで勝負を有利に進められる点もパチスロの魅力のひとつと言えるが、先日発売された辰巳出版発行「パチスロ必勝本」では、「回胴ヒストリア」と題して、そんなパチスロでの時代ごとの勝ち方を回想。モーニングやイベントなど、機械以外の立ち回りについても振り返っている。

 また、0号機と1号機は宇惨臭蔵、2号機は射駒タケシ、3号機は悪☆味、4号機はうっちい・嵐・HYO.・梅屋シン、5号機はKEN蔵・ラッシー・辻ヤスシ…と人気ライターによる回顧録も掲載。時代ごとのパチスロについて触れながらの思い出話は、ファンならずとも必読と言えるであろう。

 ご存じの通り、パチスロは旧規則機の撤去に伴って2021年12月から完全6号機時代へと変化する予定だ。時代ごとのパチスロの仕様や勝ち方を熟知すれば、新時代でも立ち回りの幅が広がるかもしれない。

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