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「もっとパチスロ愛を伝えなくては」という使命感が…【濱マモルの のほほんコラムVol.101 音楽とパチスロ】

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 6月13日、千葉県文化会館までサンボマスターのライブを観に行った。

 配信ライブなどはちょこちょこ自宅で飲みながら鑑賞したものの、生ライブとなるとおよそ1年半ぶり。久しぶりに旧友と会うかのようなワクワクとちょっとのソワソワが入り混じる中、感染対策ばっちり、当然、ノンアルコールで参加すると、会場も感染対策を徹底していた。

 入館時の検温と消毒、マスク着用。会場は1席ずつ空けての座席指定で、定期的に換気も行われていた。

 ライブ中は声出し禁止。観客は手を突き上げることや拍手でメンバーとのコミュニケーションをはかることになるわけで、となると、サンボマスターのライブはボーカルの山口さんによるたたみかけるようなMCと、それに呼応するかのような観客の絶叫も魅力のひとつであり、それがなくなるとやや盛り上がりに欠けてしまうのでは…と考えていたものの、始まってみれば、あらビックリ、いつも通り、いや、それ以上とも言える一体感が生まれていた。

 声はなくとも熱量はハンパなく、時折、揺れる会場。その一体感に感動したアタシは思わずホロリと涙を流してしまったほどで、アンコールを含めて2時間超のライブはあっという間に終了した。

 ライブ中、ドラムの木内選手が「ライブというカルチャーをなくしちゃいけない」といったようなことを言っていたが、それは観客も同じ気持ち。ライブ好きなファンは感染対策を万全にして現状の中で出来得る限りの楽しみ方を遵守し、運営側も試行錯誤しながらエンターテイメントを提供する。双方の努力があったからこそ、最高の時間が生み出されたのだと思う。

 他方、パチスロはどうだろうか。ライブと一緒に考えるのはアレだが、パチスロはそれ以上にジリ貧だ。

 6号機への移行で出玉性能が抑えられ、客離れが加速。多くの新台は導入数週間で閑古鳥が鳴く有様で、いちパチスロファンとしては悲しくなるが、個人的には『パチスロ頭文字D』とか『パチスロ バイオハザード7 レジデント イービル』とか『スーパーハナハナ』とかはお気に入りだし、じっくりと打てば6号機の中でも面白い台はある。

 幸運にもアタシは微力ながらも発信できる立場にあるのだから、このコラム然り、Twitter然り、酒のことばかりではなくて、もっとパチスロ愛を伝えなくてはダメだな…と、千葉文化会館からの帰り道、横須賀線で車窓を眺めながら、勝手に使命感にかられた次第でありました。

 音楽もパチスロも、最高だよね。

(文=濱マモル)
   

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