パチスロ「AT確率1/3000」の地獄!? 人気の突破型マシンで起きた「悲劇」とは…
ひろ吉のパチスロコラム。今回は今年2月にリリースされた『バイオハザード7 レジデント イービル(以下、バイオ7)』について語っていきたい。
導入されてから5ヶ月ほど経過した本機。現在も高稼働が続いている印象で、旧イベント日や休日などで人が集まるホールでは大きな賑わいを見せている。
出玉の軸となるAT「ハザードラッシュ(HR)」までの道のりは遠いが、突入してしまえば純増「約5.0枚」の出玉スピードに加え、十分な上乗せ性能も完備。またシリーズでお馴染みの「増殖演出」など、魅力溢れる俊逸な映像演出も本機の魅力といえるだろう。
そんな「バイオ7」だが、実は筆者も導入前からかなり注目していた機種で、実戦動画などをよく見ていた。特に好きな演出は「クライマックスバトル(CB)」の2ndステージ突破時に発生する「ブラックアウト」、それに加えて拳銃が上空から落ちてくる際の「効果音」である。
突破型が苦手な筆者ではあるが、あの演出こそが「人間の五感」を刺激する至福の演出だと感じ、その興奮を味わうべく平凡な平日の朝からホールへ足を運んだ。
本機の特徴は「設定1でも約33%で天国モードに移行する」「高設定ほど通常Aに飛びにくい」という点である。
無事に台を確保し、気合いを入れて打ち始めると、何事もなく通常Aの天井(753G)へ到達……。しかし、その分アイテムなど多く獲得していたので、一発目のCBから先の演出を堪能することができ、テンションは爆上がりだった。その後は400枚ほどの出玉を獲得して初ATが終了した。
この時、まだ設定推測もできていなかったし、「またあの演出を味わいたい」という思いから、続行を決意。
ところが、地獄の始まりはここからだった。
その後どれくらいだろうか……。「通常A→天国→通常A→天国」というループをひたすら繰り返し、通常B、通常Cには一度も飛ばない…ここまでくると設定1濃厚だ。「せめてもう一回ATに入れたい……」と粘ってみるも、ATまで到達できず。約3000回転回してATに入ったのは最初の一度だけだった。最終的に、投資は2000枚を超え、心が折れて実戦を終えた。
好きな演出を見ることができて満足だったが、実戦自体は散々な結果である。それにしても、2ndステージ突破時の演出と効果音はクセになってしまう。スペックもそうだが、開発したメーカーはユーザーが求めているものを理解しているようだ。
(文=ひろ吉)
<著者プロフィール>
IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。
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