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パチスロ「REG後1ゲーム目の刹那」~3号機名機伝説『ペガサス412』後編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.58】

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 自分が初めて対峙したのは、連載がスタートしたばかりの長時間リレー実戦企画「91時間バトル」でのこと。

 3日目のバトラーがビッグ一撃26連チャンで1万8千枚の猛爆を記録したということで、鼻息も荒く世田谷区にあった実戦ホールへと向かった。

 ところが、いくらREGを引けども「種なし」ばかりで一向にビッグに繋がらず、ようやく「種あり」を引いても単発に次ぐ単発。日が暮れる頃には10万両に迫る負債を抱えるなど、もうズタボロな展開だった。

 幸い、6発目の「種あり」から一撃10連打を引き当て、辛うじて最悪の事態は免れたのだが、それ以降もこのバージョンとは相性がよろしくなく、まともに勝った記憶はほとんどない。

パチスロ「REG後1ゲーム目の刹那」~3号機名機伝説『ペガサス412』後編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.58】の画像3
最後の10連チャンがなかったら、いくら負けていただろう…。(パチスロ必勝ガイド1993年12月号より)

 ちなみに、例の小役ハズシ連チャン継続打法だが、関東に上陸したのは「内部で小役成立=連チャン終了」という新バージョンだったため、やるだけムダだった。

 そんなわけで、やっぱり自分にとって『ペガサス412』は、波が穏やかで通常時のDDT打法がバリ効きな「アニマルVer.」が最高傑作であると、いまも信じて止まないのである。

 まぁ、もう一度くらいは、「REG後1ゲーム目の刹那」に震えてみたい気もするのだが。

(文=アニマルかつみ)

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