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誰もが安心してパチンコ・パチスロを楽しめるように…【濱マモルののほほんコラムVol.112~今一度、徹底した対策を~】

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 早いもので、もう9月である。

 現在、多くのエリアで緊急事態宣言下である。東京に至ってはこのままだとほぼ1年間、何かしら制限のある生活が続くのではないかと感じてしまうほどであるが、そんな中、パチンコホールは日々、変わらず営業中だ。

 我が子たちが通う横浜市立の小学校は、9月から分散登校という形で授業が再開された。夏休み期間中の子供たちの世話からようやく解放されたこともあり、自由という翼を手に入れたアタシは早速、近所のホールへと出撃。

 いまだ初代のリベンジを果たせていない『P牙狼 月虹ノ旅人』に着席するか、はたまた手堅くパチスロのボーナスタイプで攻めるか。あれこれと都合よく勝手に出玉イメージを膨らませながら入店すると、ふと違和感を覚えた。

 確か、このホールは入店時に検温があったような…。別の用事を済ませたついでに当ホールへ足を踏み入れたのは、数ヶ月ぶり。その際は入り口に店員さんが待機しており、検温と消毒を義務付けられた。

 この日も消毒液こそ入り口には置かれていたものの、それをスルーする客も散見。気持ち、離席後の消毒も頻繁には行われていなかったように思えたし、何より、店内の喫煙コーナーは人で溢れかえっており、その光景には思わず目を疑った。

 コロナ疲れや、コロナ慣れ…なんて言葉を聞くことがある。緊急事態宣言下であっても人々には仕事があるし、地方へ飛び回る人は飛び回る。正直、自宅で駄文を書き綴ることがメイン業務のアタシも、飲み歩けないこと以外は日常とさほど変わらず、少々コロナ禍の生活に慣れてしまったところもあるが、それは、あくまで制限のある生活に慣れただけであり、決して気が緩んだということではない。

 まぁそれは家族がいるからという点も大きく、仮にアタシが独り身であったならば1年半以上続くコロナ禍で気の緩みが生じたかもしれない。ただ連日、メディアで報道され続けているように、事態はいまだ深刻である。

 それなのに、ホールのトイレでは相も変わらず手を洗わずに出る客がいるし、あごマスクの客もいる。言っておくが、瞬時に『P牙狼 月虹ノ旅人』で1万5千円を溶かし、続いて座った『新ハナビ』のREGで中押し消化をミスりまくったから声を上げているわけではない。

 誰もが安心してパチンコ・パチスロを楽しめるように、今一度、感染対策を徹底していただきたいと、いちファンとしては切に願うのである。もちろん、常に万全の対策を講じているホールもあるでしょうし、むしろ、そういったホールの方が多いでしょうけどね。

(文=濱マモル)

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