パチスロ「もしかして、高設定?」…最後の実戦は予想外の展開に!【濱マモルののほほんコラムVol.126~みなし機実戦の思い出 その2~】
ようやく見付けた明かりがボクシングジムで肩を落としたアタシは、トボトボとホテルへ戻り、ホテル内の食事処で喉を潤した。こんな書き出しで分かる通り、前回の続きである。
初の山陰上陸。せっかくだから日本海の海の幸や特産品を肴に飲みたかったのだが、メニューはそこらの居酒屋と変わらないものばかり。明日は朝イチから打つわけだし、今夜は早寝をしろ。きっと神からの思し召しだったのだろう。
翌朝、開店に合わせてホールに向かうと既に年配のお客さんがちらほら。店員さんも年配の方で、床のベニヤ板にも温かみを感じる、とてもアットホームな雰囲気だった。
もちろん、狙い台などはない。今回の目当てである「みなし機」、数台あるエーアイの『ウィリーチャンプV』から適当に選んで着席すると、さすがは兄弟機『ウィリーチャンプ』より強烈な連チャンがウリなだけに、初当りにはいきなり2万7千円を費やした。
説明すると、4号機『ウィリーチャンプ』及び『ウィリーチャンプV』はビッグとREG、集中を搭載したA-Cタイプ。様々な仕様がある中、オーソドックスな裏モノはボーナス、集中のどちらからも連チャンへと発展するタイプで、この日の初当りは集中からのビッグ…という流れだった。
集中当選時は音もなく筐体左上の集中ランプが点滅し、消えたと思ったらビッグ1確目の「みかん・7・みかん」が停止。正直、『ウィリーチャンプ』の方は当時から実機を所有していていつでも触れるのだが、やはりホールでは気持ち良さが違う。ただ、その気持ち良さは一瞬で終了し、745Gハマって引いた2回目の集中は、あろうことか単発で終了。総投資も5万円に達した。
「兄ちゃん、なんでその台を打ち続けているの?」。さらに追加投資をしようとした刹那、常連客と思しきおじいさんが話しかけてきた。別に、意味はない。失礼を承知で言うと、「どうせ全台設定1だろう」と判断して台移動をしなかっただけなのだが、続けて、笑顔が優しい店員さんも「他の台を打ってみたら?」とひと言。この台に固執する理由もないし、そこまで推すなら移動しようと席を立つと、件の店員さんが1台をポンポンと叩いた。
もしかして、これを打てということか。不自然な動きにまぁここは試しに…とレバーを叩き始めたところ、わずか30Gで集中ランプが点滅。これがすぐ消えると間髪入れずにビッグが揃い、都合、ビッグ5回・REG1回・集中2回の8連へと発展した。
「もしかして、高設定?」。その後もコンスタントに初当りを引け、最大ハマリは564G。飛行機の最終便まで、といっても空港まで電車で長時間移動することから夕方手前までの実戦だったが、結局、2060枚のコインを吐き出させることができた。
総投資は5万2千円だ。仮に等価交換でも4万円ほどだし、惜しくも捲ることはできなかったものの、最後に推定高設定に出会えたのだから、これくらいの負けは勝ったようなもの。みんなに笑顔で見送られて交換所へ行くと、なんと10枚交換だったのもボクシングジムと同じく良き思い出のひとつである。
(文=濱マモル)
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