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パチスロ1号機時代より続く名機の系譜…さらば5号機『スーパープラネットSP』編

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さらば5号機『スーパープラネットSP』

 完全撤去が目前に迫っているパチスロ5号機ですが、今回のターゲットは山佐の『スーパープラネットSP』。プラネットといえば、山佐伝統の大量リーチ目を世に知らしめた名機であります。

 1号機時代に販売された『プラネット』は大量のパターン(リーチ目)を搭載しており、他社とは一線を画す路線をひた走っていました。宇宙を意識したデザインにJACゲーム時の《キンコーン》というチャイム音、《ジリリリ~》というメダル払い出し音も非常に印象的です。

 攻略誌もなかった時代だけに、多く打ち込みパターンを熟知すればするほど楽しめました。時にはパターンを拾うこともあり、有利に立ち回れたのも利点でしたね。 

 1990年、その伝統は3号機『スーパープラネット』へと受け継がれ更なる完成形へと昇華しました。

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 この通称スープラは裏モノ全盛期だったにも関わらず、古くから続く山佐独自のゲーム性が幅広く受け入れられます。当時では前代未聞の13万台という大セールスを記録しました。

 プラネット伝統のリーチ目に加え、BB終了後は小役が高確率になるフルーツゲームを搭載し人々を熱狂させたのです。

 次の後継機はスープラの登場から実に10年以上が経過した2002年、丁度20年前ですね。業界初の『EL VISION』を搭載し大ヒットを飛ばした4号機『ネオプラネットXX』が登場。ネオプラは伝統のリーチ目+有機ELビジョン+ボーナスストックというハイブリッド機でこちらも人気機種へと上り詰めました。

 そのネオプラの前年にデビューし、ストック機の頂点に君臨していたのが、これまた山佐の『キングパルサー』というのも、山佐の絶頂期を語るには充分過ぎる事実だったと思います。

 その3年後にはスペック違いの『プラネット999』をリリース。そして2016年には5号機『スーパープラネットDX』がリリースされますが、これが何と完全告知タイプだったのです。

 なぜ伝統が受け継がれなかったのか。これには疑問符が付きましたが、2018年には伝統が復活した『スーパープラネットSP』が登場。リーチ目だけでなく3種類のモードから選択可能な、いわば『ニューパルサーSP』のような立ち位置でしたがこれには心が躍りました。

 しかしどこのホールでも扱いはバラエティークラスで高設定も入りづらく、あまり打つことがなく現在に至るという感じでした。

 どうせなら少しでも良さげな1台を選びたいですが、そうもいっていられない様子で時間は13時過ぎにも関わらず総回転数32Gという台に着席。何気なく1000円使って台移動した、おそらくはそんな感じでしょうか。 

 目標は可愛くBB3回、RB2回ですが難なく達成。デザインは好きなのですが、正直しっくり来ませんでしたね。上手くはいえませんが、その辺がやはり苦戦した要因なのでしょう。

 しかしながら、2号機『ビッグパルサー』→3号機『スーパープラネット』→4号機『ネオプラネット』と受け継がれてきた超マニアックリーチ目『オレンジV』を拝めたことは喜びの極みでした。

 現在残る5号機プラネットは『スーパープラネットDX』と『スーパープラネットSP』の2機種。次のプラネットが、再び人々を熱狂させてくれんことを土星に願いたいと思います。

(文=電撃しらっち)
<著者プロフィール>
業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。

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