パチスロ「スルメ台」で直撃!! 設定6もあり得ると思ったが…

 パチスロを始めた頃は並び順で入場する形式がメインであったが、最近は抽選順となるホールが多い。

 個人的には並び順で入場したいのだが、その理由は簡単。筆者はこの抽選が苦手だ。単純に最後尾になる場合が頻発する。入場する前からテンションを下げたくないのである。

あの「スルメ台」で予期せぬ展開!? 

 この日も約150人の列で139番という見事な後ろ。毎回こうなるのは逆に難しい気もするが、そういう星の下に生まれてしまったと諦めるしかないのだ。

 入場すると、もちろん狙い台は全滅。仕方なく、と言っては失礼だが空き台の中では最も自分好みの『パチスロ エンジェルビーツ』に着席した。

 バラエティコーナーでよく見るマシンだが、実は自力感強めでゆったりと出玉の波を楽しめる台。周期抽選から疑似ボーナスを狙い、疑似ボーナスに付属するCZからATを狙うタイプだ。リプレイが重要なゲーム性で、特にCZでは毎ゲーム引きたいほどである。

『アラジンAクラシック』を打っているかのように…

 もちろん周期中もリプレイが大事。「リプレイ…リプレイ…」と念じながら打っていくと、何やらコンテンツにそぐわない音楽が聞こえる。液晶を確認すると異様な光景であった。

 アラジンチャンスの象徴「A」を主張している。まるで本当に『アラジンAクラシック』を打っているかのように突然ATに当選してしまった。もちろんAT直撃である。

 実は本機のAT直撃にはあまり設定差がないという情報があり、この挙動で高設定が濃くなるものではない。しかし、出玉面では嬉しい限り。このATではサクッと600枚ほど獲得した。

 続けて打っていくと偶数挙動。CZからATに突入しやすく、引き戻しが弱めであった。「もしかしたら設定6もあり得るかもしれない」と粘ってみるが…どうやら設定2or4といった展開になった。

 楽しんでいたのでズルズル打ってしまったが、本当は勝負に来たのだ。設定2か4で悩むのならばヤメという判断が正しかったと思う。

 その後、高設定を狙い彷徨うが…結局それらしい台は掴めなかった。ただ、結果としては720枚ほどプラスになったし、好きな機種を楽しんだので満足。入場する前とは見違えるようなテンションで退店したのであった。

(文=大松)
<著者プロフィール>
 4号機『大花火』でホールデビューし、『パチスロ北斗の拳』でドハマリ。6号機は『パチスロ モンスターハンター:ワールド™』がお気に入り。G&Eビジネススクール卒業後、プログラマーや事務職を経験。現在はライティング業務に従事する傍ら「パチスロガチ勢」として活動中。パチMAXでは主にハイエナ実戦記事や動画レビュー記事を担当。常に攻略情報に注目しており、「6号機でも勝てる」を心情に有益な情報を紹介中。

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