パチスロ新時代も「主役」は譲らない!?『スーパーミラクルジャグラー』の登場で「地位は揺るがない」との声も
国民的パチスロの『ジャグラー』は生誕20週年。それを記念した『アイムジャグラーEX Anniversary Edition』が導入されたばかりだが、早くも最新作が登場する様子。
「北電子」は、シリーズの中で一風変わった存在である『ミラクルジャグラー』後継機を発表したのだ。
ボーナスのみで出玉を増やす完全告知マシーンとなっており、基本的な仕様は従来のシリーズ機と変わらない。最大の特徴は、多彩な告知方法にあるのだ。
フリーズが解除される際の「ボタンを押してください」「告知ランプが点灯します」という音声案内や、リールの逆回転といった多くのプレミアム演出はファンを驚かせた。
後継機となる『スーパーミラクルジャグラー』も同様で、多数のプレミアム演出が引き継がれている。リールが驚きの速度で回転するフリーズ系の演出などが充実しているようだ。
筐体上部の流れ星ランプによる演出も見逃せない。シリーズで異彩を放つ本機の登場によって、『ジャグラー』の勢いは加速しそうな気配である。
「やはり老若男女に愛されてきた『ジャグラー』の存在は特別なものですからね。『ペカればボーナス確定』というシンプルで分かりやすいゲーム性はもちろん、ART機に比べて出玉の期待値は下がりますが低資金で当たりやすいという点も大きいですよ。
台の寿命も長いですから、『ジャグラー』が欲しいと思う店は多い訳です。今回の『ミラクル』に関しては一部のファンより『もっとシンプルでいい』という声も上がっています。しかし新基準機が苦戦する状況ですから、『無難にジャグラーを入れたい』と考えるとしても当然ですよ。新時代になっても、やはり『ジャグラー』の立場は変わらないでしょう。北電子さんの地位も揺るがないという意見が多いですね」(記者)
「誰でも打てる気軽さ」が武器の『ジャグラー』は、今後もホールの主軸として存在し続けるのだろう。
しかし発売元の「北電子」は、その事実に満足している訳ではないようだ。今回、他に『パチスロテイルズオブシンフォニア』『ロイヤルマハロ-30』の2機種を同時に発表している。
『パチスロテイルズオブシンフォニア』はシリーズ第二弾のボーナス+ART機。自力のバトル勝利でARTに突入するシステムで、敵ボス増加やART中の発動、連戦など新たなゲーム性が盛り込まれている。
『ロイヤルマハロ-30』は同社の沖縄仕様タイトル最新作。ボーナスのみで出玉を増やしていくノーマルタイプとなっており、高級感溢れる筐体に新しい告知が取り込まれている。
さらに2017年5月5日には、ベルサール秋葉原にてファン向けイベント『ジャグラーフェスティバルin秋葉原』を開催する様子。ここを皮切りに全国4都市でも開催予定と、2017年はファンにとって特別な1年になりそうだ。
「娯楽の原点を大切にし続ける」という理想を持ち続けている限り、トップメーカー「北電子」の地位は安泰なのかもしれない。