パチスロ新台6.5号機で大撃沈…【濱マモルののほほんコラムVol.165~じわじわと~】
濱マモルののほほんコラムVol.165~じわじわと~
初のストック機能搭載機とされる『ブラックジャック777』は大好きだった。AR・ストックタイムの777Gを夢見て打ちまくり、ようやく引いた記念すべき1発目の777Gでのストックがわずか2個だったのは悲しい思い出だが、熱烈ファンの非難を承知で言うと、取り立ててリオに思い入れはない。そもそも、このマシンにリオは居ないしね。
とは言え、パチスロ人気復活のカギを握る6.5号機、その新台はパチスロライターの端くれとして打たなければならない。『パチスロペルソナ5』や『ボンバーガール』など多数の新機種が導入されたホールに昼過ぎから向かうと、運良く『スーパーリオエース』が1台、空いていた。
本機は通常時、チャンス役を機にコインを集めて、10個貯まればCZ・リオチャレへ突入する。その後はベル成立時の第1ナビで3種類あるいずれかのCZへ振り分けられ、期待度が低いコスプッシュはボーナス当選時の獲得枚数が優遇、逆に期待度が高いキープアウトは獲得枚数が低く、ラブジャッジはその中間。ボーナス当選後はご褒美ブレイクでボーナス枚数が決められ、ボーナス中はカットイン発生→7絵柄揃いでATが約束される。
初ボーナスは、キープアウトからだった。ボーナス枚数は70枚で、となると、消化ゲーム数が短くなるわけで、当然と言うか残念ながらと言うか、ATには当選せず。
続くボーナスはコスプッシュからで、ここでのボーナスでは見事にATを射止めるも、まず始まるリオタイムでのストックは平均通りの6個と平凡な上、AT中はポーカーバトルが1回発生しただけで何事もなく駆け抜けた。
これは、じわじわと出玉を増やすゲーム性なのか。そう感じたのは、ボーナス終了後やAT終了後はACEモードと呼ばれる特殊な状態へ移行するからだ。この間は定期的にチップ獲得高確率状態のリラックスモードへ移行し、且つ赤チップを必ず獲得できるからか、大半が早期にCZへ突入し、しかも、結構な割合でボーナス当選する。
頻繁にAT突入のチャンスが訪れることから、このチャンスをそれなりに活かせれば、右肩上がりのスランプグラフが完成すると判断したわけである。
だが、実際にはそれほど甘くはなかった。ボーナスを引き当てても、ホントに期待度約41%かよって首を傾げるほどにATへ繋がらないし、最初のCZを突破できなければ天井へ連行されることもままある。
スランプグラフは浮上することなく4万円が…
じわじわと出玉を増やすどころか、じわじわと、特にはガッツリとお金を吸い取られ、実戦時間はおよそ6時間、一度もスランプグラフは浮上することなく4万円が天に召された。ちなみに、この日のAT最高獲得枚数は362枚だ。
言っておくが、意地になって設定1を打ち続けたわけではない。オールキャストやケロットトロフィーは出現しなかったものの、キスマークは数度、キスマーク&サインも1度確認。さすがに設定1はないだろうと考えたわけだが、まさかの大撃沈である。
楽しそうにレバーを叩く隣の人を見るに、本機で大勝ちするためにはとにかくタイミングよくチャンス役を引きまくる、或いはリナタイムへブチ込まなければならないのかもしれませんね。