ボーナス後が「一番の叩き所」!? BIG即連で1000枚超の大量獲得も！ 新台実戦記『花火絶景』編

　話題の新台を実戦及びリポートする当企画。今回はミズホの『花火絶景』編をお届けする。

ハマるほどビッグに振り分けられやすい？

　本機はビッグとREG、2種類の疑似ボーナスで出玉を増やす仕様で、主なボーナス当選契機は「大花火ステージ」「花火百景ステージ」と2種類あるリーチ目高確率や規定ゲーム数の消化などで、大花火ステージへは花火ポイントMAX到達時のクリア、花火百景ステージへは山成立時の一部で突入する。

　規定ゲーム数到達時は基本的に「花火工房ステージ」へ移行し、背景色が変化するほどチャンス。最終的には連続演出へ発展し、演出クリアでボーナスが約束される。

　実際に打つと、200G台や400G台など、百の位偶数台で花火工房ステージへ移行しやすい印象。「花火玉ワイプ演出」や「七屋シャッター演出」などの頻発は花火工房ステージ移行示唆と思われるので、これらを確認できた場合はしばらく様子を見るべきか。

　また、花火ポイントMAX到達時に始まる「絶景ルーレット」後は、サブ液晶の「筒」の色が切り替わる可能性あり。実戦上、通常の「赤」から「銀」への変化は「打ち上げチャンス」が「3回」から「5回」に、「金」への変化はビッグが確定するようだ。巷では、ハマるほどビッグに振り分けられやすいとの情報があるようだが、こういった要素も起因しているのではなかろうか。

　加えて、絶景ルーレットなどから移行するケースがある「おでん屋台」は、超高確ステージが確定する模様。この間は成立役に応じて毎ゲーム、ボーナス抽選が行われているようで、実戦でも高確率でボーナスへと繋がった。

メーカー推奨の「保険ハズシ」が効果的！

　肝心のビッグは、当サイトで報じた通り、JAC消化0回時は残りナビ「23回」、JAC1回消化時は残りナビ「14回」、JAC2回消化時は残りナビ「7回」まで3連ドンちゃん絵柄でハズす「保険ハズシ」が効果的。時には75％に引っ掛からずに連続してJAC INが入賞→400枚後半で終了してしまうこともあるが、今回の実戦ではメーカーの公式通り平均して570枚ほどのコインを獲得できた。

　ビッグ・REGを問わず終了後に必ず移行する5G保証のCZ。これはかなり重要で、ここで小役成立時の抽選クリア→「絶景チャレンジ」へ発展すれば、ボーナスの即連に期待できる。今回の実戦ではビッグの2連が発生し、これだけで1,000枚以上の払い出し。個人的には、本機の「一番の叩き所」と感じた。

　現状、本機の稼働はそこまで高くないようだが、それは4号機時代の名機『オオハナビ』や『花火百景E』の”復刻版”とのイメージが強かったからではなかろうか。もちろん、随所に”らしさ”は見られたものの、はっきり言って、別物。高確率で一撃600枚超を得られる「AT機」と考えれば、個人的には、かなり楽しめるマシンではないかと思った次第だ。

（文＝新台分析班）