「今ある全てのパチスロがひっくり返る」初代完全継承『スマスロ北斗の拳』登場にホール関係者も大興奮、その一方で冷静な意見も…

　あの伝説が、スマスロで蘇る。サミーはこのほど、かねてより検定通過を公表していた最新タイトル『スマスロ北斗の拳』(製造：タイヨーエレック)の発売を発表。同時に製品サイトをアップし、特徴及び基本情報を公開した。

ゲーム性・演出ともに初代4号機を完全継承

　これによると、同社のスマスロ第1弾となる本機は、6.5号機『パチスロ甲鉄城のカバネリ』で威力を発揮中の「ツラヌキSPEC」を採用。お馴染みのバトルボーナスが究極進化しているという。

　そのバトルボーナスは継続率66％・79％・84％・89％（初代はMAX88％）、1セット約110枚と4号機の初代『パチスロ北斗の拳』を継承。これに新要素として「レイ共闘＆トキ共闘」抽選、基礎継続率アップ抽選といった出玉性能を底上げする自力感が組み込まれているそうだ。

　もちろん、バトルボーナスはケンシロウorラオウのどちらかが敗北するまで継続。先駆けて公開済みのスペシャルムービーを見る限り、両者の足元から映し出されるカメラアングル、各種攻防パターンも健在と思われる。

　肝心のバトルボーナス抽選は初代と同じくモードで管理。中段チェリーのアツさ、バトルボーナス当選後（初代は前兆モード以上移行後）は32Gの前兆を経て告知が発生する点も引き継がれているようだ。

　このほか、現時点で契機は不明だが、本機は初代を超越進化させた新トリガー「夢想転生バトル」も装備。ひとたび突入すればバトルボーナスが94％で継続するようなので、大量出玉は約束されたも同然と言えるだろう。

　スペックについて触れると、AT合算確率は以下の通り。

■設定1：383.4分の1
■設定2：370.5分の1
■設定4：297.8分の1
■設定5：258.7分の1
■設定6：235.1分の1

　初代では84％or88%継続に振り分けられた北斗絵柄揃い確率は全設定共通：7274.0分の1。50枚あたりのコイン持ちは約34.7Gとのことだ。

業界関係者からは賛否の声が…

　SNS上によると、すでにホール関係者を対象とした試打は始まっているようで、多くが「全力で買う」「今ある全てのパチスロがひっくり返る」「あらゆるところが初代」「ほぼ初代」などと興奮冷めやらぬ様子。完成度の高さを窺い知ることができる。

　一方で、初代の登場は20年前のことであり、「現在のホール店長や部長クラスは初代北斗世代。フィルターがかけられて正統な評価はされていない可能性がある」といった指摘も。初代を知らない「20代や30代の意見を聞きたい」との声もあった。

　いずれにせよ、ここまでSNS上が盛り上がるのは話題作の証。ファンとしても今後の動向に注目したいところだ。

　なお、導入は4月上旬を予定している。

（文＝編集部．）