「パチプロは辛く虚しい」…有名パチスロライターの“嘆き”がネット上で話題に
SNSやニュースのコメント欄では「パチンコ・パチスロは勝てない」「昔は勝てたが今は勝てない」といったような指摘が散見されるが、実際は異なる。いまもなお“プロ”が存在していることは読者の皆様であればご存知だろう。
筆者は、Twitterなどで“プロ”と思しきユーザー達とコミュニケーションを取ることがある。良し悪しは別として、彼らのスタイルは様々だ。いわゆる「軍団」を運営していたり、ピン(単独)で活動していたり、内容もジグマ(一つの店舗のみ)であったりイベントを追ったり、ハイエナや設定狙いと多岐にわたる。
最近、そんなプロに関する動画が、YouTubeチャンネル「777パチガブチャンネル」内でアップされファンの注目を集めている。
その動画は、6月16日に投稿された『【※提言※】パチプロ生活者〜パチプロは辛く虚しい…』というもの。現役のスロプロとして知られる人気ライター・しのけん氏に密着したドキュメンタリー形式の内容となっている。
パチプロ・スロプロに対して否定的な「しのけん氏」
動画でも話していたが、伝説的なパチンコライター・田山幸憲氏と同じような思想を持っているようだ。田山氏もまた、著書の中で「パチプロなんかになるもんじゃない、何も社会に貢献してないんだから」などとパチプロの存在価値を否定している。
ここまで他人事のように書いたが、筆者自身もパチプロのような生活を送っている状況だ。余談だが、「しのけん」氏とは、プライベートの実戦で何度か台を取り合ったライバルであったことがある。本人は覚えていないだろうが、何度か煮え湯を飲まされた。
そういった私怨はあるものの、しのけん氏の考えには筆者も賛成だ。あくまでパチンコ・パチスロは「余暇」であり娯楽。人生の調味料とでもいうべきだろうか。調味料をゴクゴクと丸呑みするようなマネはオススメできない。
現在のプロやライターは「儲かるから」というよりは「後戻りができなくなった」という理由で続ける人も多く、筆者もそのひとりである。
しかし、だからこそパチンコ・パチスロに関する有益な情報や経験を発信できるという側面もあるはずだ。我々の発信が読者の皆様のプラスになるよう一層の努力をしていきたい。