「有効な攻略法」も話題になったパチスロ4号機の傑作を思い出す出来事!?【濱マモルののほほんコラムVol.209~言い間違い~】
パチスロ4号機「革新的なAT機」を思い出す
母や祖父の影響で、子供の頃から映画が好きだ。水曜ロードショーや日曜洋画劇場をよく観たし、近所にレンタルビデオ店ができてからは、週末にビデオを借りて母親と観賞したもので、インディ・ジョーンズシリーズの第1作目「レイダース 失われたアーク」も、ビデオで観た記憶がある。
「インディ!」。その呼び声を聞くと、やはり思い浮かぶのはロデオの4号機『インディジョーズ2』である。本機は「スーパーAT」と銘打たれた1セット10G継続のAT機能が出玉増加の主軸で、突入後は常に高確率で成立している12種類の15枚役をドットで完全ナビ。AT当選時のドット「V」停止は3連以上が確定し、サミーの『獣王』と同様、高速消化によるナビ1回プラスもある。
通常時は15G消化ごとにAT抽選が行われ、その当否は14G間の「金貨獲得ゲーム」で得た金貨の数及び設定を参照。金貨0枚での当選率は設定1:3100分の1~設定5&6:2200分の1、1枚での当選率は設定1:140分の1~設定6:38分の1で、2枚あった場合は設定1でも9.9分の1でATへと繋がる(設定6は4.9分の1)。
金貨獲得ゲーム中は「確変チャンス」発生時の12択成功で金貨獲得。確変チャンス発生率は内部状態で変化し、ビッグ終了後などに移行する天国滞在中は発生率が大幅アップする。
天井は720G・750G・780G・810G・840G・870G・900Gのいずれかに到達でAT発動。獣王と同じく基本は単発で、設定6のみ2~17連の振り分けが存在する。ちなみに、最大は通常時と同じく19連だ。
そんな本機は通常時、中→左リールと上段に青7を狙い、停止した際に発生する台枠ランプのフラッシュパターンから右リールの2択を絞り込めるという攻略法があった。ただ、その攻略法を知った時には、既に台枠ランプにテーブが貼られる…という対策を施されてしまっていたが…。
怪訝な顔をしている嫁さんが、ふとしたタイミングで…
ところで先日、子供たちと映画館でインディ・ジョーンズの最新作「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」を観た。81歳とは思えぬハリソン・フォードのアクションに興奮したし、勧善懲悪なハッピーエンドも胸をすく。途中、思わず「えっ?」と声をあげてしまうような展開もあったが、飲みながらということもあってか、とにかく楽しかったし、過去シリーズを知らない子供たちも夢中だったようだ。
子供たちと映画館へ行った際は、「そういえば、こんなものを観たなぁ」などと大人になってから回想できるようにと、パンフレットを購入している。帰宅後は、そのパンフレットを眺めながら、シリーズを1作も観たことがないという嫁さんに素晴らしさを熱弁。劇場公開に向けてテレビで放送された過去シリーズは全て録画したし、「絶対に観た方がいい」と薦めまくった次第だが、なぜだか怪訝な顔をしている嫁さんが、ふとしたタイミングでトークを静止、そのまま、こうつぶやいた。
「あのさ。ずっと、タイトル間違えてない?」
どうやらアタシは終始、「インディ・ジョーズ」と言い続けていたようだ。