パチスロ界の大物も心配する事態に…!?【濱マモルののほほんコラムVol.218~2003年の出来事・前編~】
濱マモルののほほんコラムVol.218~2003年の出来事・前編~
阪神タイガースが18年ぶりにペナントレースを制したことで、アレと言い続けた岡田彰布監督は優勝の2文字を解禁した。
甲子園球場が熱狂した9月14日、アタシは自宅で飲みながらテレビ観戦していた。試合終了の瞬間は静かに喜びを噛み締め、あまりに静かな様子を嫁さんに怖いと笑われたが、2003年、やはり18年ぶりに優勝したその瞬間は狂喜乱舞したものだ。
虎党である高校時代からの友人や仲間たちと、その友人の家のベランダでビールかけ&ジェット風船乱射。ビールって目に入ると痛いんだなぁとしみじみ感じつつ、抱き合って号泣した。今思えば迷惑極まりない行動であるから、ここで謝罪させていただく。近隣のみなさま、大変申し訳ありませんでした。
その年はかなりの回数、球場で観戦した。もちろん甲子園球場にも足を運んだし、優勝した試合の前日まではナゴヤドームで応援。チケットがなくても、ひとまず現地まで行ってしまおうかと悩みまくったが、結局、金銭的な理由で断念した。タイムマシンがあれば、当時のアタシに貸してあげたい。
とはいえ、その年はよい思い出ばかりではなかった。むしろ、いろいろと覚えているのは、その出来事があったから。端的に言うと、生まれて初めて入院したのである。
パチスロ界の大物も心配する事態に…
当時、というか今も、ありがたいことにアニマルかつみ兄さんやルーキー酒井先生といった大先輩たちと野球観戦に行くことがある。当時は特に回数が多く、頻繁にご一緒させていただいた。
そんなある日の神宮球場。どうにも体調が優れない。酒を飲まずにグッタリとしていると、それに気付いたルーキー酒井先生が「それ、絶対に風邪じゃないだろ。もう一回、医者に行け!」と心配してくださった。
実は、その数週間前から微熱が続いていた。医者に診てもらったところ、風邪との診断。まぁ処方された薬を飲んで微熱は下がったものの、今度は、頭痛はするし、やんわりと吐き気もある。なにより、好きな酒を体が拒否しているのだから、自分でも違和感を覚える。
白状すると、そもそも医者が苦手だ。幼少期にエビを食べすぎてじんましんが出た際、近所の皮膚科へ。きっと、医者はアタシの緊張をほぐそうと思ったのだろう。胸の先端を軽く触ると、「これもじんましんかな」とひと言。今ならどつき回しているし、なんならセクハラ案件だが、当時、おとなしかったアタシは黙ってうつむくしかなく、要するに、トラウマなのである。
そんなアタシが医者に行き、なおかつ指示通りに薬を飲んでいるのだから、その時点でうっすらと異変に気付いていたのかもしれない。だが、先述の通り、まるで体調は治まらず。それどころか悪化の一途を辿り、その数日後、真夏なのに寒すぎて体の震えが止まらず、一緒にいた友人に頼んで病院へ連れて行ってもらった。
と、ここまで書いたところでまぁまぁな文字量。以降のことは、次週に綴りたいと思う。